閲覧ありがとうございます!
今日は、お子さんの食事の姿勢について考えてみたいと思います。
お子さんは、どんな姿勢で食べていますか?
足の裏は床などについていますか?
器は手に持っていますか?
それとも、器は持ち上げてはいないけれど、支えていますか?
当施設に通うお子さんの中には、良い姿勢を保つことに困難さがあるお子さんがたくさんいらっしゃいます。
食べる時の姿勢の崩れは、近い将来に机で何かを学ぶ姿勢へと繋がっていきます。
文字を枠内に書くことや、まっすぐ書く事、適切な筆圧で書けない事の原因の一つはこの姿勢にあります。
(姿勢だけとは限りませんので、お子さんごとに評価が必要です)
食べる事は毎日の繰り返し。積み重ねは大きな違いとなって表れていきます。
まずは、環境(テーブルとイス)を見直しましょう
①足の裏がつく椅子の高さ、足台などに調整する
②足の裏がついた状態で、太ももの裏側は概ね座面に接触している
③ ①②の状態で、猫背にならずに座れる
④ 手をテーブルに着くと、肘が90度程度に曲がるテーブルの高さ
①~③が一時的にでもできる環境をつくりましょう。
そのうえで
(1)フォークなどを持つ手と反対側で器を支えることを促す
食べている器だけを正面に出すようにすることも有効です
(2)(1)がしっかりできるようなら、茶わんなど高台とよばれる底がついているものを用意し、茶わんを持って食べる事に挑戦しましょう。
先日、夫から最近子どもの食べこぼしが減ったと感想がありました。それを聞いた私はハッとしました。
いわゆる犬食べ姿勢が増えていました・・・(泣)。こぼれなければ良いわけじゃないですね~。
忙しい日常では、専門家と言っても子どもの変化を見逃してしまいます。
本当に、日々の生活を送りながら子どものより良い育ちをサポートするって大変ですよね。
しかし、10歳前後で思春期をむかえると親の直接的な介入は、子どもにとって心地よいものではありません。
幼児期から小学校低学年くらいまでに基本を作って、徐々に距離を置いていくと思って今は頑張りましょうね!
お子さまについて、心配事、ご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
見学、体験も随時行っております。ぜひ気軽に足をお運びください。
お問い合わせは、電話 026-219-6045
【TODAY東和田】食事の姿勢
教室の毎日
23/06/13 17:59