閲覧ありがとうございます!
先日、応用行動分析(ABA)に関するオンラインの学習会に参加しました。
その中に「倫理」に関する講義がありました。
倫理か・・・また聞いたような話かな。
正直そういう気持ちになる部分もあるのですが
”わかっているつもりで、わかっていない”
”できているつもりで、できていない” これが倫理かなと思います。
例えば・・・
お子さんに2回指示を出して、お子さんが行動に移らない時は、指示の方法変えてください。と言われたらどんなふうに感じますか?
お子さんに、「〇〇して・・・〇〇して」と言った時に、お子さんがやろうとしない場面です。
2回言ってもしてくれないのに、さらに同じ指示を繰り返すという場面では、たいてい大人の中に”言ってわかるはず””だからやるべき”という気持ちが潜んでいないでしょうか。そうなると、指示のことばがきつくなったり、誘導する手がついつい威圧的な動きになりがちではないでしょうか。
・もしかしたら、理解していないかも?絵にかいてみる?関連のアイテムを見せてみようか?
・やる気が起きるように、〇〇した後に楽しい活動をいれてみようか?
・理解しやすいように、もっと簡単な内容にしてみる?
・もっと笑顔で言ったらよかった?
などなど。変われるのはいつも大人ということを覚えておくと、気持ちも対応も違ってきます。
先日から、我が家では息子のケイちゃん(仮称)が、朝一番のトイレに行くのにどうもグズグズするのです。
”いままで行ってくれていた。最近、夜のオムツもやめてパンツなので、布団の上で出てしまったら困る” これが私の心の中にあるので、やっぱりイライラしてしまうのでした。
3日連続、トイレの絵カードを無言で見せて、なから強引に背中を押してトイレに行く日々・・・
私がやはり変わるべきか・・・
さて、今朝。
好きな音楽をかけ、にこやかに朝をスタート。
タイムタイマーにトイレの絵カードをはりつけて、3分で設定。
ピピピ!・・・ちょっとグダグダしながら・・・「ピピなったらトイレ」と言って・・・1人で向かった!!
すかさず褒める!「すごい!トイレ行けたね!」
やらされ感が嫌だった?
指示だしの私の表情がイライラして伝わった?
専門家といえども、毎回理由をはっきりと分析できるわけではありません。
専門家であっても、家族には冷静になれないことがあります。
日々の生活は、時間にも追われ気持ちの余裕がなくなります。
大人が工夫して変えても、まだ上手くいかない時だってあります。
それでも、イライラとしながら威圧的に子どもに接している時、やはりなかなかうまくいかないことが多いです。
”子は親の鏡”
やっぱりそうなのですね。
また再認識する。これが倫理だなと講義とその後の生活実践で腑に落ちたのでした。
みなさんの日々はどうですか?
工夫がもうない!そんなときは専門家と一緒に考えてみませんか?
お子さまについて、心配事、ご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
見学、体験も随時行っております。ぜひ気軽に足をお運びください。
お問い合わせは、電話 026-219-6045
【TODAY東和田】子は親の鏡
教室の毎日
23/06/13 18:01