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”もっとやれたはず” ”冷静になれたはず” ”わが子を他の子と比べずに、良いところに目を向けないと”・・・
こうした、自分自身を攻める言葉が心の中で止まらない。常に自分で自分を責めている。そんなことはありませんか?
私は障がいのある子どもの親として、専門家として、いくつかの団体のメーリングリストに登録して情報をいただいています。
SNSなどでも、貴重な経験をシェアしてくれている方も多くいらっしゃいます。
このところ、そんな情報から、苦しんでいるお母様の姿がいくつか重なって報告されていました。
”子どもを怒鳴ってしまった” ”子どもに手をあげてしまった” ”あと何したらいいか、わからない”・・・・
親子通園など、対面で保護者様が集まるような場ではあまり聞かれない、心からの訴えの数々です。
人は相手の視線を意識すると、かなり冷静に、言葉を選びつつ話します。
そうすると、対面の場では、ポジティブで冷静な意見や言葉が多く出る傾向にあります。そんな意見を聞いて、「なんで私は、あんなふうに考えられないのかな・・・」とまた自分を責めてしまう。そんなことはないでしょうか?
しかし、実際の生活の場では、誰しもそのように冷静さを維持する事は難しいでしょう。
アンガーマネージメントの手法もいくつもありますが・・・
まずは、そんな冷静になれない自分を自分が認める。私は今は、笑顔でいられない。そんな時もある。それで良いし、それが普通。そしてお子さんから少し離れます。
お子さんが言葉を理解するならば、「今は楽しい気分になれないの。ご飯の時にお話ししようね。」などと”いつになったら”対応できるのかを明確にするのがよいでしょう。
他に大人がいるなら、事前にそんな場合の声掛けを決めておいて役割交代します。「私、今ムリ。変わって」など。
安全が確保できているのであれば、お子さんを1人にしてでも離れてよいと思います。
他に頼れる大人がいない、時間も限られている、こんな時は大ピンチですね。
手をあげず、怒鳴り散らさずいられたら、もう最高の出来!!くらいに思いましょう。
「ごめんね、今はできません」とだけ言って、淡々と手を動かしましょう。それだけできたらいいのです。
お子さんから離れた時、自分のよくできている部分も思い出してください。
バランスの取れた食事を作ろうと頑張っているな。昨日は絵本一緒に見れたな。お風呂では楽しく過ごせたな・・・
頑張ってるじゃない、私。 イライラしちゃう時だってあるよ、と。
責め続ける自分自身の声は、私達を強いストレスにさらします。
どうか、自分を認めてあげてください。きっと、良く出来ている部分がいっぱいあるはずです。
完璧な親なんていないのですから。
私もそうです。完璧になど到底なることができません。
ちなみに、ネット情報やSNSは情報量が多く、何を信頼する情報とするかの判断が求められます。
ともに頑張っている仲間がいると感じ、離れた人とも共感できる良さもあります。
比較的気持ちの安定を図るのが難しい時期、多量の情報はかえってストレス、不安の増大になることが多いのではないかと思います。
どちらが今の自分にとってメリットが大きいかを考えて使うかどうかを選択してください。
お子さまについて、心配事、ご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
見学、体験も随時行っております。ぜひ気軽に足をお運びください。
お問い合わせは、電話 026-219-6045
【TODAY東和田】完璧な親なんていない
教室の毎日
23/06/13 18:04