閲覧ありがとうございます!
大型連休が近づいてきましたね。
新型コロナウイルスに対する考え方、対策変化してきた中、旅行や帰省をお考えの方もいらっしゃるでしょうか?
旅行手配に加えて、お子さんに予定をどう伝えるかを考えていただけると嬉しいです。
お子さんの分かる情報は何ですか?
実物? 模型? 写真? イラスト? 文字?
時計は? 数字は?
我が家では、知的障害のあるケイちゃんに対して、年齢相応に応対すると決めています。
これは、時々このブログに出てくる ”株式会社おめめでどう” から学んだ考え方です。
知的障害があると、とても幼く感じます。しかし、例えば1歳の子どもは、理由を説明されずに抱きかかえられて連れていかれることもあるかもしれませんが、5歳はどうでしょうか? 5歳は理由を説明され、納得はいかなくても「そうだね。嫌だね。でも出発しないと電車に間に合わないの。行くよ」などと言われてしぶしぶ行動するのではないでしょうか?
でも、通常の言葉の説明では理解してもらえないこともあります。
なので、旅行に必要であろう絵カードや、スケジュールを用意しておきます。
そして、追加で説明ができるように、メモや、絵カードを臨時で作成できるブランクカードなども用意しておきます。
スマートフォンで、わかりやすい写真や動画をみてもらう。なども良いですね。
ただし、スマートフォンで見た場所へ、いつ行けるのか?は結構分かりにくいことが多いです。いますぐ行けると感じるお子さんも多いはずです。
また、移動している間に見た情報を忘れてしまうこともあるでしょう。
代表的な場面の写真などを取り出し、スケジュールに配置し、いつでも確認でき、前後のスケジュールと見比べて順番がわかる方が望ましいお子さんが多いと感じます。
なにより、普段からそうしたツールを使えるようにしておくことが必要です。今すぐに伝わらないと思っても、分かりそうな情報から少しずつやっていくと、半年、1年と積み重ねて振り返るとこんなに色々わかるようになった。となってきます。
もちろん、本人がしたいことを伝えられる環境も同時に調整していきます。
旅行の時だけ、大人の都合に合わせてほしいというのは難しいですね。
こうした準備や環境調整は正直大変ですよね。
*対策が取られていないことで、生じるトラブル対処に努力するか。
*トラブルを回避し、快適な生活を送るために努力するか。
私はどっちみち努力がいるなら後者と思って日々を過ごしています。そして、子どもの体が大きくなってくると、トラブル対処にかかる努力が増えるのに、こちらの体力が下がることを懸念しているので、やはりその意味でも後者です。
ツールの準備など、分からないことがあればお声がけください。
お子さまについて、心配事、ご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
見学、体験も随時行っております。ぜひ気軽に足をお運びください。
お問い合わせは、電話 026-219-6045
【TODAY東和田】大型連休に備えて
教室の毎日
23/06/13 18:06