写真は、先日行った読み聞かせの様子です。
当教室で読み聞かせを行っていることは、先日もお知らせしたと思います。
先週は、2回ほど、写真にあるような大判を使いました。
お話は、おなじみの
「おおきなかぶ」と「はらぺこあおむし」でした。
通常の読み聞かせは「いつも」のことですが、
この日は「いつも」ではないことでした。
「いつも」より、目を輝かせていたのは、言うまでもありません。
さて、先日、ある保護者の方から、
「うちの子、脚が少し速くなったみたい。他の人からも言われた。」
と、言われました。
外遊びは好きな子ですが、どちらかというと職員といることが多い子です。
最近、だんだん他の子と交わって遊ぶことが多くなってきました。
そして、鬼ごっこには必ず参加するようになり、
「走ることが多くなったからかも」と、話し合いました。
職員とおしゃべりやふざけ合いの「いつも」から、
楽しく走って遊ぶ「いつも」ではないことに変化したのです。
私たちのところのような施設に通うお子さんには、
ルーティン、つまり「いつも」のことが必要ですし、
それが心の安定につながります。
しかし、そのことばかり考えていたのでは、
進歩は限られてしまします。
心の安定を図る「いつも」を守りながら、
「いつも」ではないことで、より一層の成長を期する、
そんな施設でありたいと思っています。
「いつも」のことと、「いつも」でないこと
教室の毎日
21/11/17 12:36