新年度が始まり1ヶ月…☆
少しずつ新しい環境にも慣れてきたころではないでしょうか?
同時に、疲れも出てくる頃。
子どもたちに寄り添い、無理のないように過ごしていきたいですね。
今日は、わが家の息子の偏食とパン生活について書いてみようと思います♪
未就学児の頃、息子が食べられるものは本当に限られていました。
毎朝同じパン。
お昼は園での白米のみ。
夕食は肉か鮭の繰り返し…。
初めてのものを出しても手をつけず、匂いを嗅いだり、ちょんちょんと口につけてはしかめ面。
そんな息子の反応を見ては、落ち込む日々でした。
息子は無発語のため、自分の感じていることを言葉で説明することはできません。
でも、その反応や表情から伝わってくることがたくさんあります。
たとえば朝食のパン。
「食べられるパン」が決まっていて、飽きるまでずーっとそれ。
飽きたら突然食べなくなって、別のメーカーのパンを探す羽目に(笑)
いまは3種類目に突入中!
これはもう宝探しです。
見つけたときは「あったー!!」とガッツポーズです!
でも、最近はちょっとずつ新しいパンにもトライできるようになってきました!
一口でやめちゃう日もあるけど、それでも大きな進歩です☆
そして…
なんと、学校給食も完食して帰ってきてくれるようになったんです!!
(同じメニューを家で出しても食べてくれないけど…笑)
自宅では小2になって、冷凍コーン以外の野菜を初めて食べました。
きっかけは、「野菜のうた」という手遊び歌です。
音楽の力ってすごい✨
麦茶も、うがいも…
息子は麦茶もこだわりが強くて、園で出されていたメーカーのものしか飲めませんでした。
でも最近、他の麦茶もちょっとずつ飲めるようになってきました。
水を含めないとできなかった「うがい」も、下手ながら少しずつできるように!
そんな小さな変化も、家族にとっては大きな一歩です。
食事は「安心できる時間」であってほしい
偏食に悩む親御さんは、
「栄養は大丈夫かな?」
「どうやって食べさせればいいんだろう?」
そんな不安を抱えることも多いと思います。
でも、何より大切なのは、
「食事の時間が安心できるものであること」。
「どう食べさせるか」よりも、
「どう安心して食べられる環境を作るか」の方が、私は大事だと思っています。
無理矢理食べさせない。
無理に新しいものを出さない。
食べることが苦痛にならないようにする。
いつものご飯が、安心して食べられるように切らさないこと。
…これ、地味だけど結構気を使います(笑)
「今できることを、ただやるだけでも十分」
「ちゃんと育てなきゃ」って思う気持ちは、親としてとても大切。
でも時には今できることを、ただやるだけでも十分」って、自分に言ってあげてもいいと思うんです。
息子は、食べられるものの中でちゃんと生きてるし、元気に笑ってる。
それが、いちばん大事なことだと今は思っています。
食べられるもの探しの旅は続く…。
これからも試行錯誤は続いていきます。
でも、ゆっくりでも前に進めているなら、それでいい。
無理せず、笑顔で食卓を囲める日が増えますように。
そして、同じように偏食で悩んでいる誰かに、
「ひとりじゃないよ」と伝わりますように。
長くなりましたが最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
食べられるもの探しとパン生活
子育て
25/05/01 18:33