評価日:2019/02/25
事業所における自己評価
環境・体制整備
職員の配置数は適切であるか
どちらでもない
定員10名に対し、2名の保育士、1名の作業療法士で対応し、基準は満たしているが、利用児のその日の状況によって、加配がさらに必要なのではないかと感じる場面も経験したので、現在、スタッフ増員を検討しています。
事業所の設備等について、バリアフリー化の配慮が適切になされているか
どちらでもない
冬期間は外のスロープなどは除雪が間に合わず使用できていない。また、施設周辺は砂利道になっており、環境としてはあまり良くないと思います。法人側に、環境整備について相談をしています。
利用定員が指導訓練室等スペースとの関係で適切であるか
はい
業務改善
業務改善を進めるためのPDCAサイクル(目標設定と振り返り)に、広く職員が参画しているか
はい
保護者等向け評価表により、保護者等に対して事業所の評価を実施するとともに、保護者等の意向等を把握し、業務改善につなげているか
はい
平成31年1月に実施し、2月に集計、保護者への公表をしました。
事業所向け自己評価表及び保護者向け評価表の結果を踏まえ、事業所として自己評価を行うとともに、その結果による支援の質の評価及び改善の内容を、事業所の会報やホームページ等で公開しているか
はい
第三者による外部評価を行い、評価結果を業務改善につなげているか
いいえ
第三者機関の利用はしていません。今後の検討課題とします。
職員の資質の向上を行うために、研修の機会を確保しているか
はい
事業所内では外部講師を招いてのアンガーマネジメント研修、各研修の伝達研修、制度についての勉強会などを実施しました。外部研修への参加としては、児童発達支援管理責任者研修、平成30年度発達支援研修会、苦情解決システム研修会への参加などをしました。
適切な支援の提供
活動プログラムの立案をチームで行っているか
はい
作業療法士が中心となり、毎日の流れをチームで検討しています。
定期的にモニタリングを行い、児童発達支援計画の見直しの必要性を判断しているか
はい
6か月に1回、もしくは、外部との会議が開催されたときなどに、見直しをしています。
日々の支援に関して正しく記録をとることを徹底し、支援の検証・改善につなげているか
はい
支援終了後には、職員間で必ず打合せをし、その日行われた支援の振り返りを行い、気付いた点等を共有しているか
はい
終わった後には振り返りをしてグループ記録として残しています。
支援開始前には職員間で必ず打合せをし、その日行われる支援の内容や役割分担について確認しているか
はい
毎回打ち合わせをしグループ支援計画を立てています。
子どもの状況に応じて、個別活動と集団活動を適宜組み合わせて児童発達支援計画を作成しているか
はい
他の療育機関での支援状況を把握し、総合的に見て、集団活動と個別活動との組み合わせをして関わっています。
活動プログラムが固定化しないよう工夫しているか
はい
あえて、同じプログラムを続けることもありますが、固定化しない工夫をしています。
児童発達支援計画に沿った支援が行われているか
はい
児童発達支援計画には、児童発達支援ガイドラインの「児童発達支援の提供すべき支援」の「発達支援」、「家族支援」、「地域支援」で示す支援内容から子どもの支援に必要な項目が適切に選択され、その上で、具体的な支援内容が設定されているか
はい
発達支援から2~3点、家族支援、地域支援で1点ずつ目標を立てて支援計画を作成しています。
子どもの適応行動の状況を図るために、標準化されたアセスメントツールを使用しているか
はい
発達スケール、JSI-R、JSI-3D、VinelandⅡ、S-M社会生活能力検査、KIDSを用いています。
アセスメントを適切に行い、子どもと保護者のニーズや課題を客観的に分析した上で、児童発達支援計画を作成しているか
はい
JSI-Rや発達スケール、VinelandⅡなどを用いてアセスメントし、困り感を把握して計画を作成しています。
関係機関や保護者との連携
保護者の対応力の向上を図る観点から、保護者に対して家族支援プログラム(ペアレント・トレーニング等)の支援を行っているか
どちらでもない
個別面談の時に、コーチング技術のご紹介などは実施していますが、家族支援プログラムとして確立したものを提供しているわけではありませんでした。また、札樽病院と共同で、地域の子育て支援事業として、コミュニケーションについてや足の発達などについて、勉強会を開きました。
日頃から子どもの状況を保護者と伝え合い、子どもの発達の状況や課題について共通理解を持っているか
はい
毎回のお便りでお知らせしているほか、母子通所をされているケースについては、適宜相談をさせて頂き、保護者の来所が無いケースでは、お電話で連絡をさせて頂いたり、面談を組ませていただいたりしています。
(自立支援)協議会子ども部会や地域の子ども・子育て会議等へ積極的に参加しているか
はい
小樽地域の子ども支援部会へ参加させていただいております。
保育所や認定こども園、幼稚園等との交流や、障害のない子どもと活動する機会があるか
いいえ
前年度はそのような機会は設けませんでした。今後の課題として検討します。
他の児童発達支援センターや児童発達支援事業所、発達障害者支援センター等の専門機関と連携し、助言や研修を受けているか
はい
各地域の児童発達支援センターとは、連絡相談をさせて頂く機会があります。支援内容についても、アドバイスをいただきました。
保育所や認定こども園、幼稚園、特別支援学校(幼稚部)等との間で、移行に向けた支援内容等の情報共有と相互理解を図っているか
はい
保育園との会議を開催したり、利用前に申し送りをしたりしています。
障害児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画しているか
はい
現在は主に児童発達支援管理責任者が参加しています。
母子保健や子ども・子育て支援等の関係者や関係機関と連携した支援を行っているか
はい
保健センターからのご紹介をいただき、お手紙などで連携を図ることがあります。
医療的ケアが必要な子どもや重症心身障害のある子ども等の在宅支援のために、地域の保健、医療、障害福祉、保育、教育等の関係機関と連携した支援を行っているか
どちらでもない
対象となる児童の利用がありませんでした。
小学校や特別支援学校(小学部)との間で、移行に向けた支援内容等の情報共有と相互理解を図っているか
はい
入学前の会議などに参加をさせて頂くケースがあります。
医療的ケアが必要な子どもや重症心身障害のある子どもを受け入れる場合は、子どもの主治医や協力医療機関等と連絡体制を整えているか
どちらでもない
対象となる児童の利用がありませんでした。
保護者等への説明責任等
保護者からの子育ての悩み等に対する相談に適切に応じ、必要な助言と支援を行っているか
はい
相談があったときには、時間を取ってお話をお聞きするようにしております。
運営規程、利用者負担等について丁寧な説明を行っているか
はい
契約時に説明しています。
事業所の行事に地域住民を招待する等地域に開かれた事業運営を図っているか
はい
地域の子育て支援事業として、2か月に1回程度、札樽病院と共同で、保護者向けの研修会を実施しています。
障害のある子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮をしているか
はい
個人情報の取扱いに十分注意しているか
はい
定期的に会報等を発行し、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報を子どもや保護者に対して発信しているか
はい
お便りを毎月発行させていただいております。
子どもや保護者からの相談や申入れについて、対応の体制を整備するとともに、子どもや保護者に周知し、相談や申入れがあった場合に迅速かつ適切に対応しているか
はい
父母の会の活動を支援したり、保護者会等を開催する等により、保護者同士の連携を支援しているか
いいえ
父母会などの開催はしておりませんでした。次年度は、茶話会などを開催し、ミニ研修会なども企画が出来ればと考えております。
児童発達支援ガイドラインの「児童発達支援の提供すべき支援」のねらい及び支援内容と、これに基づき作成された「児童発達支援計画」を示しながら支援内容の説明を行い、保護者から児童発達支援計画の同意を得ているか
はい
児童発達支援管理責任者から説明をさせて頂いております。
非常時の対応
緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアル等を策定し、職員や保護者に周知するとともに、発生を想定した訓練を実施しているか
どちらでもない
保護者への周知ができていなかったと思います。マニュアルが保管されているファイルはいつでも手に取ることが出来るように事業所内に置いてありますので、今一度、周知していただけるように発信していきます。感染対応として、ノロウイルスに対する処理方法の研修をしています。
非常災害の発生に備え、定期的に避難、救出その他必要な訓練を行っているか
どちらでもない
今年度は、避難訓練を札樽病院と共同で実施させていただきましたが、来年度からは、事業所で個別に開催の予定です。また、9月の震災後、防災マニュアルについてはより具体的なものへと現在改定中です。
事前に、予防接種やてんかん発作等のこどもの状況を確認しているか
はい
母子手帳の予防接種欄のコピーを取らせていただき、把握をしています。
食物アレルギーのある子どもについて、医師の指示書に基づく対応がされているか
どちらでもない
食物アレルギーについては、保護者からの申告をお願いしております。医師の診断書を確認したケースはありませんが、おやつには十分配慮して提供しています。
ヒヤリハット事例集を作成して事業所内で共有しているか
はい
その日の様子について担当者に確認をして、報告書の形式で残してもらっています。
虐待を防止するため、職員の研修機会を確保する等、適切な対応をしているか
はい
アンガーマネジメント研修を実施しました。
どのような場合にやむを得ず身体拘束を行うかについて、組織的に決定し、子どもや保護者に事前に十分に説明し了解を得た上で、児童発達支援計画に記載しているか
はい
重要事項説明書に記載があり、全員に説明をしています。
これまでのサービス自己評価
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施設カテゴリ
施設のカテゴリについては、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、その他発達支援施設の3つのカテゴリを取り扱っており、児童発達支援事業所については、地域の児童発達支援センターと児童発達支援事業の両方を掲載しております。