今回のイベントは、小学6年生の女の子が企画してくれた「猫島探検ツアー」!
彼女は普段、少しシャイですが、放課後等デイサービスでは自分らしさを発揮しながら、少しずつ前に進んでいる子です。
そんな彼女がふとつぶやいたひとこと。
「お友達と、猫島に行ってみたいな」
それが、このイベントの始まりでした。
目的地に猫のいる島を選んだのは、彼女自身が「みんなと行って楽しめる場所」を真剣に考えたから。
ただ猫が好きだから、ではなく、「お友達と一緒に、同じ時間を過ごしたい」という気持ちが出発点でした。
行き方や時間を調べる中でも、少し照れながらも自分の考えを伝えてくれたり、スタッフに相談してくれたり。
そんな姿からは、「自分が動けば、みんなも楽しくなる」という喜びが伝わってきました。
そして当日。
子どもたちと職員でフェリーに乗って、のんびりとした船旅へ。
「初めて船に乗った!」と目を輝かせる子どもたちの姿に、船上の風景以上の広がりを感じました。
島に到着すると、たくさんの猫たちが出迎えてくれました。
「猫が逃げないように、そっと近づいてあげてね」
そんな声を掛け合う姿にも、相手を思いやる気持ちが自然と表れていて、とてもあたたかい時間が流れていました。
この一日が特別だったのは、「みんなと一緒に行きたい」という想いから始まり、実際に一緒に楽しんだこと。
きっかけをくれた彼女の行動力とやさしさが、周りの子たちを自然と巻き込み、素敵な思い出を作ってくれました。
またひとつ、「誰かのやりたい」が形になった一日でした。
次は誰の「やってみたい」が実現するのか、今から楽しみです。
【小学生が企画!みんなで猫島へ行ってきました】
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25/06/26 11:38
