こんにちは。ハッピーテラス戸畑駅前教室02の原田です。
最近はまたコロナウイルスの感染者が増えてきており、私自身もより一層警戒する必要があると身を引き締めております。皆様は体調にお変わりはないでしょうか。暑い日が続き、マスクをするのも躊躇われる天気ですし、マスク着用に対しても様々な意見がありますが、皆様もご自身の納得できる方法でご自身の体調を守られてください。
さて、本日は個別トレーニングでの取り組みについてご紹介をしたいと思います。
本日ご紹介いたしますトレーニングは、「手探り遊び」です。「箱の中身は何だろな?」のように、箱や袋に玩具を隠し、手の感触のみで入っている玩具を当てるゲームになっています。
活動の目的は、①手の感覚を高める事、②集中力を高める事、③手先の器用さを高める事の3点です。目で見ながら物に触れるより、物を隠して触れる手探り遊びでは、感覚が研ぎ澄まされる実感を持つ事が出来ます。また、感覚に過敏さがあり粘土やのり等の感覚が苦手なお子さんにとっても効果がある事があります。
活動の方法は様々ですが、年少さんと手探り遊びに取り組んだ際は、恐怖心がないよう中に入る物の候補を事前に提示して行ないました。袋の中に入れる物は様々で、触り慣れたトミカや積み木から始まり、普段あまり触れないようなどんぐりやマカロニ等でも挑戦を行いました。お子さんの抵抗が大きい場合は、洗濯ネット等の少し中身が見えるような袋で挑戦するのも良いかもしれません。
お子さん達は中身が気になり覗きこんでしまう事もありますが、スタッフが見本を見せると楽しそうに取り組んでくれるお子さんも多かったです。また、何が入っているかをすぐに当てるお子さんもいました。レベルアップバージョンとして、袋の中に2種類の玩具を入れ、スタッフが指定した物を探り当ててもらう活動にも取り組みました。また、素材によって異なる感触を楽しんでもらえるよう、例えば同じ球体でも積み木とピンポン玉等素材が異なる物を用意するなどのアレンジを取り入れました。遊びの基本はシンプルで、中に入った物を当てるというゲームですが、工夫次第で様々な展開方法があり、中に何が入っているか分からないドキドキ感で皆さん楽しく取組んでくれました。
手探り遊びは触ったものを正解できるかどうかより、楽しく続けることが大切です。間違えても挑戦できた事を褒め、楽しい雰囲気で活動できるように心がけています。
ハッピーテラスでは、感覚統合を意識した支援も行っています。触覚を鍛える手段としては、手探り遊び以外にも、コーンやピーナッツ等感触に特徴がある物を用いて遊ぶ時間を取り入れることもあります。また、前庭感覚を鍛える為に揺れを感じる遊びに取り組むお子さんもいらっしゃいます。お子さんの課題に合わせて、必要な遊びを取り入れながらトレーニングを考案しております。
現在ハッピーテラス戸畑駅前教室02では、曜日や時間帯によってはまだ空きがございます。
興味を持たれた方はお気軽にご連絡ください。
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個別トレーニングでの取り組みのご紹介(手探り遊び)
教室の毎日
22/07/14 19:48