こんにちは。ハッピーテラス戸畑駅前教室Ⅱの国分です。
段々と日差しが強い日が多くなってきましたね。
スタッフも日傘を持つ、アームカバーを付けるなどして日焼け対策を行っています。
そして、水分補給も欠かさずに行っております。
皆様も健康維持の為に散歩に出る際等には、細目に水分補給を行い、熱中症にならないようお気をつけください。
さて、今日は先日行われたソーシャルスキルコースでの様子をご紹介したいと思います。
今回ご紹介するのは、「座って玉入れゲーム」です。
現在、北九州市から推奨されていることもあり、着座での活動に切り替えさせていただいております。
しかし、その状況の中で少しでも体を動か、し気持ちを発散できる取り組みとして、今回考案させていただきました。
やり方は、お子さんに椅子に座って頂き渡したボールを籠に向かってボールを投げてもらうというシンプルなものです。
しかし、お子さんが移動をしないように、椅子から離れたら籠の中のボールが減るというルールを1つ付け加えさせていただきました。
今回の療育の目的は、身体の動かし方を知ること、1~5までの数を指差しで数えること、ルールを守って活動に取り組むことの3つで行っています。
久しぶりに身体を動かす活動ということもあり、取り組み内容を伝えた時点でお子さんは大喜びでした。
けれど、その中でもルールをしっかり聞き、守ることができていた所は本当に凄いなぁと思います。
最初は一番近くに籠を置いて実施しました。
その時は1個も外すことなく、全てのボールを入れることが出来ていました。
スタッフと一緒に数えることで、10までスムーズに数えることも出来ました。
2回目はお子さんと相談して籠の距離を決めました。
「もっと遠く」とお子さんが言っていたのでどんどん離していくと、距離が約2m位離れてしまいました。
こんなに離してしまってはボールは入らないのではないか、とスタッフも心配しながら見守っていましたが、しっかり狙いを定め、力をコントロールすることで2個ボールを入れることが出来ました。
なかなか入らなかったボールが入ったことで、お子さんも大喜び。
この日一番の笑顔を見せてくれました。
今はなかなか外に行くことも出来ず、お子さんも満足に動けない為気持ちの発散が難しくなっていると思います。
けれど、今回のように少しの工夫で達成感や気持ちの発散が出来るのだ、とわたし達自身も改めて学んだ取り組みでもありました。
こんな時だからこそ、お子さんが楽しめ、気持ちの発散が出来る活動を今後も模索していきたいと思います。
そして、それを保護者の皆様にもお伝えしていければと思います。
ソーシャルスキルコースでの一コマ
教室の毎日
20/05/11 11:59
