こんにちは。ハッピーテラス戸畑駅前教室Ⅱの国分です。
今日は比較的お子さんが少ない日なので、スタッフは黙々とパソコンに向かって事務作業をしています。
でも、やはりお子さんの声が聞こえない教室は少し寂しいですね。
お子さんの元気な声が聞ける時間が今から待ち遠しいです。
今日は個別の取り組みのご紹介をさせていただきたいと思います。
今回ご紹介する取り組みは「ボールマッチング」です。
主に低年齢のお子さんのサーキットの中で取り入れさせていただいています。
スタッフの真似をして取り組むこと、同じ色の認識を高めること、色名を知ることを療育の目的に行いました。
低年齢のお子さんはまだ見て興味のある物を先に行うことが多いです。
お子さんが輪っかに近寄った時に「いれよう」と言いながらスタッフが手本を見せると、お子さんも興味を持ちいれてくれました。
同じ色に入った時は「同じだね!」と声をかけながら拍手をすることで、お子さんも嬉しくなりボールマッチングをしばらく集中して続けることが出来ました。
お子さんがいれた色に対して「あか」「あお」とスタッフが声をかけると、「あ」等の頭文字を言うことも少しずつ見られてきました。
わたし達スタッフの声も聴きながら活動をしてくれているのが嬉しくて、思わずスタッフも笑顔になることが多い時間でした。
また、輪っかの配置を円形にしたり、花形にしたりとお子さんによって変えることで、更に楽しんで取り組んでくれているように思います。
言葉が出ていないお子さんの中には、実物と写真が同じ物であるという認識がしづらいお子さんもいらっしゃいます。
マッチングはそんなお子さん達に「同じ」という概念を学んでもらうトレーニングになっています。
目で見て置くだけではなく、置く際にスタッフが名称を伝えることで名称と物の一致を促すことにつながり、言葉が出てくるきっかけにもなります。
マッチングに取り組みながら、お子さんにたくさんの言葉のシャワーを浴びてもらい、少しでも言葉が出てくるきっかけ作りを今後も行っていきたいと思います。
取り組みのご紹介(ボールマッチング)
教室の毎日
20/08/19 12:38