今日のガリレオは涙あり、笑いありの一日でした。将来は博士か大臣かと思わせるような雰囲気を持ち合わせているＡ君は久しぶりの利用です。一番の仲良し二人組みＢ君との些細な仲たがいから、ここ３日程足がこちらに向いていませんでした。今日は勇気を持って玄関まで。「歩を進める」ことが出来ず涙を流してしまいました。指導員ＭさんがＡ君に何が原因か話しやすい雰囲気の中で聞き、それ事でＢ君を交えお互いに自分の気持ちを話し解決することが出来ましたが、それから暫くの間は何と無くぎこちない雰囲気でした。しかし時間がそれを解決してくれ何時も通りの「仲良し二人組み」になり、施設内に笑い声が響き渡りました。また、今日は書道の日です。書道の大家になるような素質を持ち合わせた児童ばかりです。先ずはＣさん。学校で揮毫会のために練習をしているが、なかなか上手く書けずに悩んでいたそうです。書道の北岡先生の指導のおかげで「天使の笑顔」を書き上げたＣさんは少し自信が持てたようでした。北岡先生、曰く彼女は天才かもとのこと。今から素質がどのように開花するか楽しみです。Ｄさんは本日も時間の概念をつけるため、タイマーを使用しています。今日の書道の時間は15分でセット。常にタイマーを確認しながらでありますが、年末に向けて年賀はがきを作成。あっという間に4枚も書き上げました。次は電話大好きＥ君。電話を見つけると「ママ」に掛けます。今日は、「電話はだめだよ」という言葉に反応し電話を返してくれました。この事は職員もビックリで感動してしまいました。スモールステップを繰り返すことが療育だと実感しました。
　Ａ君とＢ君の関係は子供同士よくあることですが、一番大切なことはその原因を早く見つけお互い膝を向き合わせて個々の気持ちを発言させることが大切であると言うことを再認識した一日でした。今日は、雨のち曇り時々晴れの一日でした。