『ボクたちはコロナ世代だから…』私用で電車に乗っていると隣り合わせた若者たちがドアにもたれかかり話しているのが聞こえました。
新型コロナが猛威を振るって、まだ謎の病気と恐れられていた2020年からの数年。入院しても面会に行けず、亡くなった血縁の葬儀も行えませんでした。
その頃に生徒や学生だった人は、人生の大事な時期そして楽しい時期に何かの犠牲を強いられてきたことでしょう。修学旅行が中止になった、部活の目標にしてきた大会が中止になった…どこかで無念を味わっているのでしょう。過酷な受験勉強を耐え抜き、第一志望の学校に入学したにも関わらず、楽しいはずの大学生活は一人暮らしのアパ-トの一室でパソコンと向き合う授業。4年間のうちキャンパスに足を運んだのはほんの数回程度。そんな数年間を過ごした人も多いはずです。
新型コロナが感染症法上5類に移り、マスクの着用が個人の判断に委ねられるようになったのは2年前の5月。それから徐々にもとの日常が返ってきました。
朝の新横浜駅のコンコ-ス。ざわざわしながら修学旅行に出発する高校生たちが並んでいます。いつからかそんな風景に出くわす機会が増えました。列を乱して友達どおし顔を近づけおしゃべりに没頭。そんな姿を見る時がいちばんほっとする瞬間です。
今日も第一は『個別療育』課題を行いました。第二は『ダンス』の水曜日です。
第一のお部屋は、お友達がそれぞれ違う課題に挑戦です。割れている卵をくっつけて一つにする課題。でも黄身の色がいろいろあって、同じ色どおしのマッチング。黄身には違うでこぼこがあってそれも合わせなくちゃ。なかなか難しいぞ。写真の見本と同じ順番に色スポンジを並べてゆきます。微妙な色もあるしこれもなかなか間違えやすい。次のお友達はヒモとおし、その次の子はふわふわボ-ルを色合わせなどなど…。それぞれ頭と指先を使います。
第二のダンスは今日もノンストップ。休憩と水分補給を挟みながら思いっきり身体を動かしてリフレッシュ。真夏のような外気温なんて吹き飛ばしちゃおう。
こまめに手洗い。いつも消毒。そして距離も測りましょう。明日も元気でライズで会いましょう。
(水)「個別療育」&「ダンス」
教室の毎日
25/06/18 18:35
