こんにちは。
横浜市旭区白根のSTELLA KID(ステラキッド)鶴ヶ峰教室です。
今日は集団療育についてお話したいと思います。
保育園や幼稚園などで、初めて集団生活を送るようになると、みんなが並んでいるのに走り回っていたり、お昼の時間なのに遊びをやめられないなど、マイペースに行動していて「なんでうちの子は、みんなと同じにできないんだろう」と思うことはないですか?
お子さんは並べないのではなく、「並ぶ理由がわからない」、「活動の終わりと次の活動の見通しがわからない」など、お子さんなりの困っていることがあるのかもしれません。
集団療育の目的には、
* 「集団の中でのコミュニケーションのとり方について学ぶ」
* 「集団の一員として同じ場所で過ごし、行動を共にすることを学ぶ」
* 「順番やルールを守る」
* 「友達を意識する」
などがあります。
STELLA KID(ステラキッド)鶴ヶ峰教室では、2人から4人の少人数制で個々のお子さんの特性をサポートしつつ、集団療育を行っています。
今回は、集団療育のうち、運動プログラムの流れを紹介します。
Ⅰ スケジュールの確認
まずは集団療育を始める前にホワイトボードで、今日何を行うかをお子さん達と確認します。
Ⅱ プログラムの流れを説明する
今回は、運動プログラムとしてサーキットを行うので、
①並ぶ
②サーキットを行う
③一周できたらシールを貼れる
ことを、写真や絵カードを使って伝えます。
Ⅲ 実演する/プログラムに取り組む
床に貼ってあるテープの位置に並ぶ事を、指導員が実演し、お子さん達に伝えます。
テープはお子さん達が立つ位置に貼ってあり、順番に並べるようになっています。
実演の間にも、絵カードを使って「おさない」「わりこまない」など、並ぶときの約束をお子さんたちに分かりやすく伝えます。
次にサーキットのまわり方を説明しながら指導員が実演して見本を見せます。
Ⅳ 評価をしてあげる
サーキットを周り終わったら,上手に「できた」「できなかった」に関係なく、
「上手にできたね」と褒めてあげ、「自分でできた」という達成感を味わってもらいます。
気持ちが乗らなかったり、「上手にできなかった…」と悔しい思いをしているお子さんにも
「約束を守れてちゃんと待てたね」
「あきらめないで頑張ったね」
と「自分では気付けなかった褒められポイント」を伝えてあげることで、「自分にはこんな良いところがあったんだ」という気づきを促し、自尊心を育んでいきます。
Ⅴ トークン表を使ってモチベーションをあげる
次回へのモチベーションを上げるために、自分の好きなシールを選んで貼ります。
そうすることでモチベーションを上げ、「またやってみたい」と言う意欲に繋げて
いきます。
シールを「自分で選ぶ」ということも大事な訓練です。
人や環境に流されないで、自分で考え決定することは、社会に出てもとても大切な能力ですので、幼いうちからしっかりと身につけておきたいですね。
今回使った運動遊具は、表面にでこぼこのゴムがついていて足の裏の刺激になります。
裸足でサーキットに取り組み、足の裏を刺激することで、大脳やその他の感覚器官の発達を促し、お子さんの運動能力の向上や、アクティブな活動を支えるなどの好ましい結果も期待できます。
また、土踏まずの形成も促進され、バランス感覚も向上します。
児童発達支援事業所STELLA KID(ステラキッド)鶴ヶ峰教室では、月曜日~金曜日の15時から集団療育を行っております。
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当教室では
・じっとしていられない
・こだわりが強い
・感情の調整が難しい
・人の気持ちを読むことが難しい
・お友達とのトラブルが多い
・言葉の遅れを感じる
・抽象的な表現が苦手
・発達に心配がある
・不器用
・視線が合わない
・幼稚園、保育園、小学校への就学が不安だなどの保護者の方々・お子さんの困り感をサポートいたします。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育が受けられます。
まずは市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※児童発達支援事業は、放課後等デイサービス(放デイ)と同じく障害児通所支援事業に属する療育施設であり、「児発」などの略称で呼ばれる場合もあります。
児童発達支援事業所STELLA KID鶴ヶ峰教室のホームページはこちら
→https://sites.google.com/view/stellakid
一般社団法人KID-Gのホームページはこちら
→http://www.kid-g.com/
【見学・体験随時受付中】ステラの集団療育を紹介します
教室の毎日
19/04/18 17:57