こんにちは。児童発達支援事業所STELLA KID鶴ヶ峰教室の木内です。
お子さんが年齢相応の発達をしているのかを調べる方法のひとつに、
発達検査があります。
今回は発達検査のひとつ「新版K式発達検査」について簡単にお話させて頂ければと思います。
★新版K式発達検査とは?★
お子さんの発達を調べるというと、IQを調べる(=知能検査)を思い浮かべますが、
新版K式発達検査ではIQではなく、
お子さんが何ができて、何ができないか
DQ(発達指数)とDA(発達年齢)
を調べる検査になります。
積み木などのおもちゃを使って遊び感覚での
自然な反応を引き出すので、
乳児期からも受けることができるのが特徴です。
(知能検査は2~3歳以上が対象のものがほとんど)
★新版K式発達検査の結果の見方★
DQ:Developmental Quotient(発達指数)は
お子さんの今の年齢に対して何%成長しているか
を表しています。
平均値は100で =年齢相応の発達をしていることになります。
DA:Developemental Age(発達年齢)は
年齢×発達指数(%)=DA
で計算されます。
例)5歳のお子さんのDQが80であれば
5×0.8=4
4歳程度の発達段階にあると言えます。
DQ・DAは
「姿勢・運動」=運動神経のよさ。
「認知・適応」=見よう見まねがどのくらいできているか。
「言語・社会」=どれくらい言葉が使えるか、覚えられるか。常識が身についているか。論理的に説明できるか。
の3つの領域それぞれに算出されます。
★結果を見て★
結果を見るとどうしてもDQが100未満=出来ていないところに目が向きがちです。
出来ていないところだけを見て、
お子さんにとって苦手なことを克服させようとばかりしてしまうと、
失敗を繰り返すことで、お子さんの自信=自己肯定感を失わせてしまう恐れもあります。
お子さんの出来ているところをしっかり発見してあげて、そこを更に伸ばしていく。
それがお子さんの自己肯定感を育み、自己肯定感のあるお子さんは、
失敗をしても、次にどうしたら良いかを考えることが出来るようになります。
結果的にはそれが苦手なことの克服にも繋がっていきます。
★新版K式発達検査を受けるには★
まずは近隣の相談窓口に行くことがオススメです。
・保健センター
・子育て支援センター
・発達障害者支援センター
・児童相談所
等があります。
STELLA KID(ステラキッド)鶴ヶ峰教室のコラムにも詳しい説明がありますので、
よろしければご確認ください。
「もしかして発達障害かも?相談窓口はどこ??」
https://stellakid-column.hatenablog.com/entry/2019/04/26/175703
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当教室では
・じっとしていられない
・こだわりが強い
・感情の調整が難しい
・人の気持ちを読むことが難しい
・お友達とのトラブルが多い
・言葉の遅れを感じる
・抽象的な表現が苦手
・発達に心配がある
・不器用
・視線が合わない
・幼稚園、保育園、小学校への就学が不安だ
などの保護者の方々・お子さんの困り感をサポートいたします。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育が受けられます。
まずは市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※児童発達支援事業は、放課後等デイサービス(放デイ)と同じく障害児通所支援事業に属する療育施設であり、「児発」などの略称で呼ばれる場合もあります。
児童発達支援事業所 STELLA KID 鶴ヶ峰教室のホームページはこちら
→https://sites.google.com/view/stellakid
STELLA KIDのコラム“療育の扉”はこちら
→https://stellakid-column.hatenablog.com/
一般社団法人KID-Gのホームページはこちら
→http://www.kid-g.com/
住所:横浜市旭区白根5−10−1 AOKIYA BLD 1階
子どもの発達が遅れていないか調べたい
雑記
19/05/08 12:59