こんにちは。
児童発達支援事業所 STELLA KID(ステラキッド)鶴ヶ峰教室 木内です。
今回は男の子のトイレトレーニングについてお話させて頂ければと思います。
トイレ等も含め自分の身の回りのことを自分でできるようになることを「身辺自立」と呼びます。
当教室で使っているポーテージプログラムにも、「身辺自立」に関する項目があり、その中に
「男の子はトイレで立って排尿をする」という行動目標があります。
ご家庭のトイレは洋式トイレが多いので、「座っておしっこをする」ことから、トイレトレーニングを始めることが一般的です。
ただし、幼稚園・小学校や外のトイレでは立って用を足す形式のトイレが多いので、いずれは「座ってする」「立ってする」両方が出来るようになることが必要になります。
【トイレトレーニングを始める時期】
男の子のトイレトレーニングを始める時期の見極め方として、
・おしっこが溜まってきたときに、おちんちんを触るようになる
・おしっこを我慢するとき、股をぎゅっと閉じたり、足をもじもじさせたりする
等があります。
【立っておしっこ】
「立っておしっこをする」トレーニングを始める時期としては、個人差がありますが、3~4歳頃がひとつの目安です。
【トレーニング方法】
①パパやお兄ちゃんなどが立っておしっこするところを見せ、マネを促す。
本人がマネしたいと思うと効果的です。
②便器の中にターゲットマークを貼って、ゲーム性を持ってトレーニングできるようにする。
当たると色が変わったり文字が出てくる商品もあります。
③うまくいったときにシールを貼ってあげる等、ご褒美を設定する。
しっかり褒めてあげることが大事です。
当教室の母体である法人は保育園を多数運営しており、教室には保育園で使われる設備や教材を導入しています。
保育園の中でも子どもの生活習慣・ルーティンとして「トイレに行く」という習慣の獲得は大切なことです。
STELLA KIDでは保育園運営のノウハウを活かし、教室に幼児用のトイレを備えておりますので、「身辺自立」の訓練の一環として、教室利用前にトイレに行くことを促しています。
~余談~
立っておしっこをする際の「尿はね」についてこんな記事がありました。
立ち小便派の下克上!?尿はねを完全にゼロにする用の足し方を本気で考えてみた - "HORIZONS"
https://www.horizonsjp.com/entry/toilet-urine-splash
便器の奥側を狙ってしまうと大分はねてしまうようです。
トレーニングの段階で正しい位置を狙えるよう伝えておけると良いかもしれませんね。
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当教室では
・じっとしていられない
・こだわりが強い
・感情の調整が難しい
・人の気持ちを読むことが難しい
・お友達とのトラブルが多い
・言葉の遅れを感じる
・抽象的な表現が苦手
・発達に心配がある
・不器用
・視線が合わない
・幼稚園、保育園、小学校への就学が不安だ
などの保護者の方々・お子さんの困り感をサポートいたします。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育が受けられます。
まずは市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※児童発達支援事業は、放課後等デイサービス(放デイ)と同じく障害児通所支援事業に属する療育施設であり、「児発」などの略称で呼ばれる場合もあります。
児童発達支援事業所 STELLA KID 鶴ヶ峰教室のホームページはこちら
→https://sites.google.com/view/stellakid
STELLA KIDのコラム“療育の扉”はこちら
→https://stellakid-column.hatenablog.com/
一般社団法人KID-Gのホームページはこちら
→http://www.kid-g.com/
住所:横浜市旭区白根5−10−1 AOKIYA BLD 1階
男の子のトイレトレーニング
雑記
19/06/18 13:26