児童発達支援事業所
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児童発達支援事業所STELLA KID 鶴ヶ峰教室のブログ一覧

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ホルツステッキをご存知ですか?

雑記
こんにちは。
児童発達支援事業所STELLA KID(ステラキッド)鶴ヶ峰教室です。
今回は当教室の新しい療育玩具のご紹介です。

【ホルツステッキ(ペグさしあそび)】
この商品は「ホルツステッキ」(このような玩具を総称して「ペグさし遊び」とも呼びます)といいます。
カラフルに彩られたペグ(杭)をボードの穴に差していき、色々な絵柄や形をつくることができる玩具になります。

ドイツ・ハバ社で作られ、ヨーロッパ玩具製造安全基準(EN71)および、欧州連合安全基準(CE)による検査基準に適合した玩具で、天然素材であるブナ材を使用し、毒性の含まない塗料を使用しているので小さいお子さんにも安心です。

【利用の目的】
指先の運動(微細運動)機能訓練
小さく円柱状のペグをボードの穴に差し込むには
「つまむ」「形を合わせる」「押し込む」
という細かな動作(微細運動)が必要になります。

大人にとっては簡単な動作ではありますが、小さなお子さんにとっては
「指でつまむか」「手のひらで握るか」という選択肢から始まり、
「どの指で握るか」
「何本指なら握りやすいか」
「どのくらいの力で握ればいいのか」
「どのくらいの力で押し込めばいいのか」
など考えなければならないことは無数にあります。

これらの選択肢の中から、どれが「ペグを差す」というゴールにたどり着きやすいかを試行錯誤し、体験して行くことで微細運動の反復を促し、指先の運動機能の向上に役立ちます。

【想像力、発想力、集中力を養う】
ペグさしは様々な図柄を作ることができます。
お子さんが作りたいものをイメージしたり、どのようにして形を作るかを考えることで、想像力や発想力が養われます。
また、イメージを具体化させることで達成感を育みます。
また、これらが大作になればなるほど、時間や根気が必要となるため、自ずと目標に到達するための集中力、持続力が養われます。
こうした訓練はこれから大きくなる中でいくつも経験する「目標設定」と「実現」の縮図でもあります。

【ワーキングメモリ(作業記憶)の訓練として】
ホルツステッキは自由に図柄を作るだけでなく、「お手本シート」にしたがって指示された図柄を作るという遊び方もできます。

お手本をボードのそばに置いて、そこに示された色と並び順でペグを差していくわけですが、この動作には
「見る(手本を見て色・位置・数などを把握する)」
「覚える(把握したものを一時的に記憶にとどめる)」
「表現する(ボード状に再現する)」
という工程が含まれています。

この一時的に記憶し、それを処理する工程はワーキングメモリという脳の機能に関係しています。ワーキングメモリは個人差がありますが、発達障害(特にADHD)を抱えるお子さんの場合は特性上これらの作業を苦手とするケースが多い傾向にあります。
「話を聞いてそれを実行に移す」
「手本を見て再現する」
などのワーキングメモリに由来する力は、小学校以上で必須の「黒板を見てノートに写す」など日常生活を過ごす上でなくてはならない能力であり、発達障害を抱えるお子さんの場合は小学校入学前のなるべく早い段階からこうした訓練をしておくことが望ましいと考えられます。

【親子のコミュニケーションツールとして】
お父さんお母さんと一緒にホルツステッキを楽しむことで、会話やスキンシップの機会も増え、愛着形成に役立ちます。
また、会話を通しながら
「緑取って」
「どうぞ」
「ありがとう」
などのやりとりを行うことで、色の認識を深めたり、コミュニケーションスキルの向上にも役立てることができます。

今回はホルツステッキを使った療育についてご説明させていただきました。
指先の微細運動やワーキングメモリの向上は日常生活を快適に過ごすためには大切な要素となります。
これらの機能が育っていないと
「不器用」
「力加減が下手」
「言われたことをすぐに忘れてしまう」あるいは「一つの指示しか聞けない」
などの困り感が生まれます。
もしお子さんが上に該当するような困り感を抱えている場合は、当教室にご相談ください。

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当教室では
・じっとしていられない
・こだわりが強い
・感情の調整が難しい
・人の気持ちを読むことが難しい
・お友達とのトラブルが多い
・言葉の遅れを感じる
・抽象的な表現が苦手
・発達に心配がある
・不器用
・視線が合わない
・幼稚園、保育園、小学校への就学が不安だ
などの保護者の方々・お子さんの困り感をサポートいたします。

※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育が受けられます。
まずは市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※児童発達支援事業は、放課後等デイサービス(放デイ)と同じく障害児通所支援事業に属する療育施設であり、「児発」などの略称で呼ばれる場合もあります。

児童発達支援事業所 STELLA KID 鶴ヶ峰教室のホームページはこちら
→https://sites.google.com/view/stellakid

STELLA KIDのコラム“療育の扉”はこちら
→https://stellakid-column.hatenablog.com/

一般社団法人KID-Gのホームページはこちら
→http://www.kid-g.com/

住所:横浜市旭区白根5−10−1 AOKIYA BLD 1階

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