こんにちは。
児童発達支援事業所STELLA KID(ステラキッド )鶴ヶ峰教室です。
本日は発達支援のみならず幼児教育・保育など子育て全般において大切なことをポイントをお話しします。
ー保育園、幼稚園、幼保連携型認定こども園の指針ー
保育所や幼稚園、幼保連携型認定こども園などはそれぞれ管轄の省庁が異なり、施設に求められる役割にも多少の違いはありますが、小さなお子さんが集まり、集団生活を行なったり、家庭生活やその後の学校生活、社会生活で必要とされる生活能力を身につけることができる場という意味では共通する役割も多いといえます。
保育園、幼稚園、幼保連携型認定こども園はそれぞれ、「保育所保育指針」、「幼稚園教育要領」、「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」というガイドラインが示されています。
これらの要領・指針の3歳以上の子どもの保育の内容やねらいは、ほぼ同じものとなっており、どの施設に通っても就学前に目指すべき内容・水準は一律となっています。
ー発達を促すためにー
これらの指針においてお子さんの発達を促す際に大切にされていること。
それは、『小さなお子さんには「遊び」をベースとした発達の促しが必要』ということです。これは、就学前施設での生活だけではなく子育てにおいて欠かせない重要な要素でもあります。
ー遊びとは?ー
それでは「遊び」とは一体何でしょう?
遊びとは「楽しい」、「好んでやりたい」と思うものであり、答えのない自由度の高いものです。
でも、自由な活動とはいっても、「子どもの成長を促すため」と言われるとなんだか難しく感じてしまい、遊びの一番の要素である「楽しい」という要素を忘れがちになってしまいますよね。
そこで、楽しく、そして成長を促すための遊びのポイントをご紹介します。
ー成長を促すための遊びのポイントー
・お子さんが、安定した他者との関わりの中で安心して過ごせることが重要です。
安定・安心して過ごすことができて初めて、新しいことに挑戦しようという気持ちが生まれたり、様々なことに興味を持ったり、失敗してもまたやってみようと思う諦めない気持ちが育ちます。
・お子さん一人ひとりの興味による主体的な遊びを尊重します。
赤ちゃんは自分の思うように体が動くようになると様々なものに触れたり、かじったり、舐めたりするようになります。さらにもっと大きくなると引き出しをあけたりものを倒したりと大人が困るような行動も増えてきます。
これらは赤ちゃんにとって外の世界が魅力的で興味を引くものである証拠で、こうした行動を楽しみながら様々なことを学んでいきます。
こうした興味によって引き起こされた主体的な遊びは、赤ちゃんだけでなく幼児期〜大人に至るまで、あらゆる年齢に有効です。
「興味のない数学の公式は全然覚えられないけど、好きな歴史上の武将はたくさん覚えている!」なんてことがよくあると思いますが、それもこうした興味による主体的な学習のなせる業であり、お子さんの成長を促す上でも大切な要素です。
・安全な環境を用意する。
お子さんの興味に基づく主体的な遊びを尊重する際、気をつけなければならないのは、お子さんの遊びに「ダメ!」と制止しないことです。
そのためには、お子さんの興味と行動をあらかじめ予測しておき、安全な環境を用意しておくことが大切です。
・ちょうど良い挑戦のできる難易度のものを用意する。
遊びはより楽しくあってほしいと思うもので、そのためには新しい要素を追加していくことがとても大切です。
そこで、遊びに慣れてきたら少しアクセントを加えて、ほどほどに挑戦できるような遊びを用意してあげると良いでしょう。そうすることで楽しさや新鮮さを保ちながら、成長に即して自然とレベルアップしていくことができます。
成長を促す遊びは、ただの時間つぶしではなく、適度な刺激が求められます。
・「できた!」を大事にする。
楽しい遊びを通して学ぶという性質上、「上手くなるための練習」という雰囲気を出すのは好ましくありません。
大人から何かしらの働きかけをするのであれば、お子さんが「できた!」と達成感を感じられるような声かけをしてあげましょう。
・大人も楽しみましょう。
大人もお子さんと一緒に楽しみましょう。小さなお子さんにとって身近な大人の影響はとても大きいもので、大人が楽しんでいる姿を見るとお子さんたちも嬉しくなりますし、遊びが盛り上がります。また、大人が経験から「こうしたら楽しいのでは?」と工夫をしてあげることで、お子さんも遊びをアレンジすることを学びます。
近年、日本の子どもたちの自己肯定感や将来への期待感は、他の先進国と比較して非常に低いという調査結果が出ております。その理由の一つとして、「大人が楽しそうではないからではないか?」という声もあるようです。
働くときはしっかり働く。遊ぶときは目一杯楽しんで遊ぶというメリハリがある姿をお子さんに見せることで、「大人も楽しそう」と感じ、お子さんたちの将来への不安感も緩和するかもしれませんね。
いかがだったでしょうか?
今回はお子さんの発達・成長を促すには『遊び』がベースとなることをお話しさせていただきました。
当教室でもお子さんの特性によりますが、「楽しく」「主体性を尊重」しながら、お子さん一人ひとりに合った支援を日々提供させていただいております。
もし当教室にご興味がある場合はお気軽にお問い合わせください。
********************************************************************************************************
当教室では
・じっとしていられない
・こだわりが強い
・感情の調整が難しい
・人の気持ちを読むことが難しい
・お友達とのトラブルが多い
・言葉の遅れを感じる
・抽象的な表現が苦手
・発達に心配がある
・不器用
・視線が合わない
・幼稚園、保育園、小学校への就学が不安だ
などの保護者の方々・お子さんの困り感をサポートいたします。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育が受けられます。
まずは市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※児童発達支援事業は、放課後等デイサービス(放デイ)と同じく障害児通所支援事業に属する療育施設であり、「児発」などの略称で呼ばれる場合もあります。
児童発達支援事業所 STELLA KID 鶴ヶ峰教室のホームページはこちら
→https://www.stellakid.com
一般社団法人KID-Gのホームページはこちら
→http://www.kid-g.com/
住所:横浜市旭区白根5−10−1 AOKIYA BLD 1階
TEL:045-442-3097
FAX:045-442-3098
関連ワード:児童発達支援・放課後等デイサービス・療育・療育センター・通級教室・特別支援教育総合支援センター・小学校が不安・勉強が苦手・運動神経が悪い・保育園・幼稚園・障害・発達障害・自閉症スペクトラム・ASD・注意欠陥多動性障害・ADHD・学習障害・LD・知的障害・グレーゾーン・視線が合わない・先の見通しがないと不安・視覚優位・聴覚優位・感覚過敏・距離が近い・いきしぶり・気持ちが読めない・表情が読めない・空気が読めない・不器用・体幹が弱い・筆圧が弱い・言葉のキャチボール・マイペース・好きなことだけ話す・語彙が少ない・言葉の遅れ・勝ち負けにこだわる・一番じゃないとだめ・癇癪・感情の調整・クールダウン・アンガーマネジメント・こだわり・友達ができない・チック・おねしょ・偏食・暴力・手が出る・おちつきがない・座っていられない・話を聞けない・忘れ物が多い・儀式的な行動・声の大きさ・個別支援級・特別支援級・自傷
【利用者募集中!】発達を促す遊びのポイント
オススメ情報
19/12/13 17:48