こんにちは。
児童発達支援事業所ドルフィン庭瀬です。
今回は、集団遊び【カラーボール集め】の様子を紹介します。
この遊びは、色名理解・数理解・指示(視覚指示・聴覚指示)理解・ルール(指示された色のボールを順番に取りに行く)理解などを目的に行っています。
①遊び方の説明を聞く。
②名前を呼ばれたら、所定の場所に立つ。
③少し離れた場所にあるかごの中から、指示されたボールを取って来る。
④取ってきたボールが指示されたボールかどうか、みんなで確認する。
⑤自分の席に戻って座る。
指示には、視覚指示と聴覚指示があります。
視覚指示は、見本を見せながら「これと同じ取ってきて」と指示するため、よく見て覚える必要があります。
聴覚指示は、何も見せないで、口頭のみで指示するため、よく聞いて覚える必要があります。
どちらも、指示する職員に注目していなければ、覚えることが難しい遊びです。また、「赤1個・青2個」のように、2種類の色と数を同時に覚える場合は、更に難しくなります。
子ども達は、一生懸命指示する職員を見たり、聞いたりして覚えようとしていました。ボールを持って戻って来た後、みんなで答え合わせをして「正解〜!」と言われると、万歳をして喜んだり、笑顔で飛び上がったりする姿もありました。
年齢の大きい子ども達は、遊びを始める前にいつくかの約束をします。
・待っている間は、正しい姿勢で席に座る。
・友達が指示通りにボールを取って来れたかどうか、みんなで一緒に確認し、正しく取って来れた場合は、拍手をする。
・指示が分からなくなった時は「もう一回教えてください」と言う。
答え合わせの際に、職員が「どう?みんな、これは合ってる?」と聞くと「合ってる!」と一緒に確認して拍手をしたり、途中で「もう一回教えてください」と、指示した職員の元に戻って来たりしていました。
このように集団遊びでは、指示されたことが出来るかどうかだけでなく、自分の順番まで座って待ったり、友達の様子を見たりするなど、集団活動を通して社会性も身に付けられるようにしています。
見学も随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
お待ちしております。
【集団遊び】カラーボール集め
教室の毎日
22/05/30 18:44