【個別課題の提示・おしまいBOX】
こんにちは、児童発達支援事業所ドルフィン庭瀬です
今回は【個別課題の提示の仕方・おしまいボックス】についてご紹介したいと思います
ドルフィン庭瀬では、個別療育の課題は個々のお子さんによって設定しており、集中の続く時間・認知面などに配慮して考えています。
まずは無理なく2つから始めていき、徐々に3つへ向けて取り組める様、スモールステップで進めています。
〇個別課題の提示〇
①具体物・色別のカゴ・数字で順番を表記したカゴを準備
②お子さまの認知・理解力に合わせて、提示
③お子様に合った進め方が提供出来る様、お子さんそれぞれの目線に立って組み立てる
〈子どもの意欲を高める〉といった点から、職員主導にならないよう職員間で細めに話し合いを行っています。
〇おしまいボックス〇
おしまいを意識して達成感をあじわうことができるようにしています。
①終わった課題をカゴに入れる
②おしまいを意識できるように言葉を掛ける
『できた!』『またやってみたい!』という達成感を味わうことができるとともに場面の切り替えを行うことが出来るよう繋げていく支援をしています。
設定した課題を達成する結果ではなく、集中の続く時間の範囲内で、お子さん本人が意欲的に取り組めるのかどうかを重要視しています。
私たちも分からない言葉で話しかけられると、不安や戸惑いを感じてしまうのと同じように、子ども達が取り組みやすく、スモールステップで進んでいくように工夫しているところです。
成長も発達は一直線ではなく、らせん階段のようなもの。どの活動においても、それらを念頭にこれからもお子さんの目線を十分に大切にしながら、私たち職員も子ども達と一緒にステップアップしていけるよう、職員間でしっかりと情報の共有・相談を行いながら、支援に取り組んでまいりたいと思います。
お勉強の仕方について♪
教室の毎日
20/04/13 11:28