こんにちは、児童発達支援事業所ドルフィン庭瀬です。
今日は【手作り楽器】についてお伝えします。
子どもたちと一緒に、色々な楽器を手作りしています。その中で、今回は『カスタネット』をご紹介します。
『手作りカスタネット』に使っている材料は、厚紙・画用紙・ペットボトルのキャップ・輪ゴム・セロハンテープの5点です。
手で叩く外側の上部分には年齢・発達と理解に合わせて、子どもが分かりやすく導入しやすい動物などのイラストを目印にしたり、手のイラストにステップアップしたりしていくなど、応用が効くように配慮しています。
ねらいは、どのように叩いたら音が出るかということです。
市販のカスタネットはどの部分を叩いても音が鳴ってくれますが、手作りカスタネットは、叩いたときにキャップ同士が合わさってから音がなります。
見て・叩いて・聞くという、この3つの動作を同時に行いながら職員が向かい合って一緒に行い、歌のリズムに合わせて楽しめるよう模倣遊びをしています。
模倣遊びは幼児の発達に、とても重要な要素です。
人や物の動きをよく見ようとする力・手や足など体の部位の位置を把握し、動きをコントロールする調整力など、様々な力の向上を図ることが出来ます。
今後も手作りだからこそ、発達を促すことの出来る療育ツールをご紹介していきたいと思いますので、おうちでもぜひお子さまと一緒に楽しんでみて下さい。
お子さまと一緒に作ることで、更に親子間でのコミュニケーションツールに役立つことでしょう。
出来た部分をしっかりと賞賛してあげると自己肯定感のアップなど、多方面にアプローチ出来ると思います。
見学・体験随時受付中です。
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手作り楽器のご紹介①
教室の毎日
20/04/16 10:25