児童発達支援事業所フォレストキッズ 千種教室です!
本日は、お子様との関わるときに効果的と言われているプライドスキル(PRIDE)についてご紹介したいと思います(^^♪
ここでいう「関わり」の場面ですが、認知的学習や言語訓練などの場ではなく、遊びや日常生活の中での関わりとして捉えていただくとよいかと思います♪
自尊感情を高めるのに有効といわれています。
発達に凸凹があると、できないことが目立ちやすく、ネガティブな注目を集めてしまうことも少なくありません。
また、集団場面だと本人なりに力を発揮しているのに、それに気づいてもらえずスルーされるということもあります。
結果的に、褒められた!好感的な言葉がけをしてもらえた!ということが少ないということになります。
他のお子さんと比べて、ポジティブな注目の総量が少なくなるのです。
そうすると…自信が持てない、自己肯定感が低くなるといったことにつながることもあります。
そこで活用したいのがPRIDEスキルです。
PRIDEの文字が意識したいことそれぞれの頭文字になっています。
☆Pr ise…行動を具体的に褒める
☆Reflection…子どもの言葉を繰り返す
☆Imitation…子どもの行動を真似る
☆Description…子どもの動きを実況中継する
☆Enjoyment…一緒に楽しむ
他にもポイントの一つに命令、質問、批判を控えることといったものがあります。
本日は
☆Pr ise…行動を具体的に褒める
についてお伝えします。
褒めることが大事ということは色んなところで耳にしますね。
褒める言葉にはどんなものがあるでしょうか?
「すごいね!」「かっこいいね」「素敵だね」
などなど。
子どもが褒めらた!と実感できる伝え方を見つけていきたいですね!
より具体的に…
「背筋がピンと伸びてかっこいいね!」
「約束の時間に片付けが上手にできてすごいね」
「あいさつの笑顔が素敵だね!」
というような声かけも良いのではないでしょうか。
言葉の理解が難しい、声かけがなかなか響かない場合は、トークン(ご褒美)の活用もよいかもしれません。
子どもにとって、
なぜこの行動がいいことなのか(必要なのか)?
がわかりにくいことがあります。
そういった場合はトークン表を作り、
褒める場面がきたら子どもが好きなシールやスタンプをおす方法もあります。
行動に対する評価を見える化することで、良いことをしたんだ!褒められたんだ!と実感できることもあります★
トークンを使用する場合は褒める言葉がけも合わせて行うことが大切です。
言葉がけ=褒められた!と感じることができる力につなげていくためです。
次回は、また他のスキルについてお話したいと思います。
自尊感情を高める関わり~PRIDEスキル①~
子どもへの対応例
21/11/30 17:49
