突然ですが、毎日どれほど人を褒めていますか?
褒めることは得意ですか?
人は子どもも大人も関係なく、褒められることに喜びを感じる生き物だと思います。
褒められることで自己肯定感が高まり、意欲につながります。意欲があるときの成長や成果は著しいものです。
特にこれがお子様の場合、その成長は大人の比ではありません。
私たちセラピストは、この褒める行為を【強化】とよび、お子様と関わるうえでの基本概念としています。
てらぴぁぽけっとが行っているABAセラピーは、問題行動を叱るのではなく、適切な行動に代替えして教えていきながら、その行動ができたとき、または適切な行動ができているときに褒めて【強化】していきます。
ひとくちに“褒める”といっても、実は効果がない褒め方と効果的な褒め方があります。
たとえば、大人にとっていわゆる都合のいい行動だけを褒めたり、大人の願望が現れる褒め方をすると、子どもの行動を支配し、自主性や自己肯定感の妨げになってしまいます。
逆に子どもの機嫌をとるような褒め方ばかりをすると、子どもに主導権を握られ、関係が崩れてしまう恐れがあります。
『褒める』とは、『肯定』です。
その存在そのものを受け入れ、認めてあげることです。
お子様の様々な行動には、ちゃんと本人なりの意味があって引き起こされているのです。
子どもは大人より承認欲求が強く、その願望を『褒める』ことで満たしてあげることも大切なのです。
必要なのは、「あなたのことをちゃんと見ているよ」と伝えること。
褒めるときは、子どもの行為を認め、同じ目線で見てみることが必要です。
私たちセラピストは、自分たちを“褒めのプロ”だと自負しております。
ただ褒めるのではなく、具体的に「どこ」が「どんなところ」が良いのかを伝え、子どもたちの頑張りや過程を【強化】するようにしています。
また、達成した課題でも、それが適切であれば何度でも褒めます。
できて当たり前と思わず、何度でもできていることを褒めます。
そうすると、お子様は幸福感・安心感・満足感・自己有用感を感じて成長していくことができます。
子どもに正しい行動を学習させてあげるためにも、子どもの行動を肯定し、効果的に「正しく」褒めて強化していきましょう。
※次回は褒め方のポイントを投稿したいと思います(^―^)
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「正しく」褒めることの大切さ
教室の毎日
24/01/12 17:32