12日日曜日は『母の日』です。
神戸元町教室では、『母の日』という行事に親しみを持ってもらいながら、子どもたちに『おかあさん』という存在に気付き、理解を深めてもらおうと母の日のプレゼントカード制作を行いました。

プレゼントカードを作る前には『母の日』のお話と質問をしてみました。
「お母さんっていつもどんなことしてくれる？」
「お母さんが作ってくれるご飯で一番好きなのは？」
「お母さんの好きなところ教えて？」
子どもたちは「うーんと、えーとね」と言いながら一生懸命お母さんのことを思い浮かべながら答えてくれました。
いつも当たり前のように側に居てくれるお母さんについて、改めて考えてみる機会になったと思います。

プレゼントカードはカーネーションのちぎり絵です。
細かくちぎるのは難しく、苦戦しながらも先生に助けてもらいながら取り組む子どもたち。
リボンや写真付きのハートシールで飾り付け、さらにメッセージやお絵描きをつけ足して自分だけのプレゼントカードを作り上げていました。
カードの制作を通して、子どもは指先の巧緻性を鍛えながら、1つの物を自分の手で作ることを体験します。
頭の中でイメージし、それを目に見える形にする作業を通して、感性を育てていくのです。
お母さんたちには、子どもたちが作り上げたプレゼントカードから、子どもたちの成長と言葉では伝えきれない気持ちが伝わることでしょう。

身近な人、特に家族に対しては、普段から感謝の想いを言葉で伝えることはなかなかしませんよね。
面と向かって言うのが恥ずかしかったり、わざわざ言わなくても・・・と思ってしまったり。
けれど、気持ちは相手に伝わっていなければ意味がないのです。
子どもたちには、大切な人が当たり前に居てくれることの素晴らしさを知り、いつも感じている「ありがとう」や「大好き」という想いを、相手にきちんと伝えるということを大切にしてもらえたらと思います。




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