てらぴぁぽけっとの療育では、プログラムを行う上で【強化子】を必ず使用します。
【強化子】とは、簡単に言えば『ごほうび』のことです。
てらぴぁぽけっとで行っているABA療育では、お子様の新しいスキルの形成を強化するものを【強化子】といいます。
その子にとってモチベーションとなるもの、例えば大好きなお菓子やおもちゃ、楽しい遊び、誉め言葉などがそうです。
物だけでなく、お母さんお父さんの笑顔、仲のいいお友だち、お気に入りの先生も【強化子】となります。
てらぴぁぽけっとでは、お子様がよく遊んでいるおもちゃや遊び、好きなものを日ごろから観察・評価し、【強化子】となるものを用いてプログラムを行っています。
療育プログラムの時間の中に課題と強化子タイムを交互に行うことで、集中やモチベーションを維持した状態で効率的に学習できるようにしているのです。
課題に取り組む姿勢そのものを褒める(=強化する)ことで自己肯定感と学習意欲を高め、
「これをやれば楽しいことがあるぞ」
「これをやれば嬉しいことがあるぞ」
と、見通しを持たせて目の前の課題に頑張って取り組めるようにしています。
気を付けなければならないのは、【強化子】の使い方です。
泣き止んでほしいから、
問題行動をやめてほしいから、
大人しくしといてほしいから・・・。
そんな理由でお菓子をあげたり好きな動画を見せたりしていると、お子様は逆に良くない行動の方を学んでしまうので注意が必要です。
【強化子】は“良い行動が出来た後”に与えること。
なぜなら、目的の行動が出来ていない状態で与えてしまうと、
「できなくてもご褒美がもらえる」
「問題行動を起こせば思い通りになる」
と、学習してしまうからです。
また、強化子は良い行動をしたその場で直ぐに与えることも大事です。
そうすることで、より分かりやすく良い行動を学習することが出来ます。
神戸元町教室では、癇癪が収まらない時などは一度部屋を出て違う空気を吸わせたり、違う課題に変えてみて気分転換を促したりしています。
また、やりたくない気持ちが強いときは1つでも取り組めたり、少しでも気持ちを切り替えられたら軽度の【強化子】で褒める様にしてお子様の行動を支援しています。
そして、出来た時・頑張れた時には目一杯大きく褒めて強化するよう心がけています。
※強化する=行動を増やす
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やる気に繋がる強化子
教室の毎日
24/07/30 08:35