こんにちは。
てらぴぁぽけっと大倉山教室です。
今日は「固有覚」についてお話したいと思います。
「固有覚」とは、筋肉の張り具合や関節の曲がり具合を
感じ取る感覚です。
「固有覚」によって、わたしたちは、
見なくても身体の位置や関節の動きなどを
感じることが出来るのです。
例えば、
歩くときに、足と地面をしっかり見ていなければ、
転んでしまうでしょうか?
また、目を閉じてしまったら、
立ち続けることもできなくなるでしょうか?
いいえ、私達は、足と地面を見続けなくとも、
つま先を引っ掛けて転ぶことは無いですし、
個人差はあれど、目を瞑っていても立ち続けられます。
では、それらはどうして出来るのでしょうか?
不思議ですよね?
これらは、前庭覚によって身体の傾きを感じながらも、
「固有覚」によって、関節の向きや筋肉の力の入り具合を感じ、
調節することで、つまずかない足の上げ具合や転ばない足の動かし方などを調整しているのです。
つまり、「固有覚」は私達の身体の動きを感じ取る
センサーのようなものなのです。
そのため、「固有覚」が育っていないことで、
力の調節が難しかったり、色んな場面でぎこちなさが
みられたりします。段差などが見えていても、
足の上げ具合が分からず、よく転ぶこともあるかもしれません。
「固有覚」を育てる遊びを紹介しますと、
まず、目を閉じてもらい、本人の片手の形を変え、
それを反対の手で真似してもらう遊び。
見ないで、どこの関節を曲げたり伸ばしたりしているかを
当てるゲームなどがあります。
特に、動きに関しては、見て真似することが出来るため、見えないようにすることで、より「固有覚」に意識を向ける機会が作れると思います。
ぜひ、お子様との遊びの取り入れてみてください。
******************
お子様のことでお困りのことがある方は、
是非、お気軽にお問合せください。
てらぴぁぽけっと大倉山教室
045-834-7308
「固有覚」とは
教室の毎日
23/11/03 09:01