こんにちは!
毎日暑い日が続きますね☀
クーラーの効いた部屋と外との気温差で
体調を崩さないよう気をつけていきたいですね😊
さて本日は、以前もブログに書かせていただいた「問題行動」についてお話したいと思います!
私たちはABAに基づき、行動は『要求』『回避』『注目』『自己刺激』の4つの機能に分類されると考え、
以前は『注目』について書かせていただいきました。
では今回はどの機能に当てはまる事例なのかぜひ考えてみてください☺️
[事例]
風邪を引いた子どもを病院へ連れて行こうと、支度をしていました。
病院へ行こうと伝え、出発しようと玄関へ行くと、
子どもが自分の靴を投げたり泣いたりしました。
予定を変更し、買い物へ行こうと伝えると、
自分から靴を履き、外出することができました。
さてこの行動は何に当てはまったでしょうか('_'?)
この事例の場合の正解は・・・
『回避』です!
病院へ行く前は靴を履かず、
買い物の前は靴を履いたことから、
家にいたい!裸足でいたい!という『要求』ではなく
病院に行きたくない!という『回避』であると考えられます🧐
この場合は
病院に行きたくない→靴を投げる、泣く(行動)→病院に行かずに済んだ(結果)
つまり、靴を投げる、泣くという行動を玄関ですれば、病院(好きではない場所)に行かなくて済むと学習してしまうのです!
ではどうしたらいいのか・・・。
まずは、「物を投げる、泣く→やりたくないことがやらずに済んだ(回避が成功した)」という繋がりをなくすことが大切です!
投げても泣いても、その場所へ行くことに変わりがないのだと思ってもらいます。
泣いても叫んでも連れて行く、回避を成功させないこと、
プラスとして、泣いても頑張って病院に行けたときは、「来られてカッコいいね!!」「凄いね!!」とたくさんたくさん褒めてあげます✨
病院のような苦手意識のある場所に、スムーズに行くことはなかなか難しいかもしれませんが、
そのような場所が本人にとって、嫌だけど頑張ったら「いいことがある」(褒めてもらえる、好きなものがもらえる等)になると、『回避』の行動が減ることに繋げられるよう考えていきます。
このように、てらぽけでは常にお子様の行動はABAに基づくと
一体何なのだろう…と考えては分析しアプローチしていきます。
ぜひご家庭でのお困りごとなど、いつでもご相談くださいね☺
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この行動は一体なに!? part2!
教室の毎日
21/07/29 16:21