こんにちは、公認心理師のしらいしです。
では基本的信頼感(きほんてきしんらいかん)を高めるために甘やかせればいいのかというと少し違うかもしれません。
「お子様を受け入れる」というところですが、お子様の要望をすべて受け入れるということではありません。
お子様の良いところも、悪いところも受け入れてあげるということです。
要望をすべて受け付けるとただの甘やかしになるのだと思います。
「困って自分で対処できなくなったときは援助ができることを伝える(助けてあげる)」というポイントでは、まずは自分で対処する、できなければだれかが助けてくれることを学んでほしい場面になります。
助けてもらうこともただの甘やかしではなく、ストレス対処能力を高めることにつながります。
「お子さんが支えられていると感じるような状態や環境を作る(親にも必要)」というところでは、最初は自分で頑張って少し補助してもらえることをを学んでほしいですね。
しかしここで注意なのですが、発達特性のあるお子様の中には、支えてもらうためにあえてやらない、癇癪を起す、親が行動してくれるための行動をして助けてもらおうと必要以上に不適切行動を起こすことがあります。
そのあたりは見抜いていく必要がありますね。
不適切な行動を助長していくことになってしまいますので。
ただある程度は助けてもらえることを知りながらもできる限り自分で頑張る、といったそのお子様にとって良い加減ができていたらいいですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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ラボデミHOMEでの療育第4回「基本的信頼感と甘やかし」
教室の毎日
24/10/21 16:52