3月も半ばを過ぎ・・・
1日1日、てらぴぁぽけっとの卒業式が近づいてきます。
卒業式が終わっても、3月の末日までは、そのままご利用できるので
卒業式が最後になるわけではないのですが、やっぱり寂しいものです><。
その背中を、いつまでも、見守り応援できたらどんなにか・・という思いが
あふれてしまいそうです。
そう思えるほどに、みんなとの1日1日は、先生にとって、とても大切なスモールステップで、積み重ねの毎日だったのです。
みんな、本当にありがとう。
みんなに出会えたことは、先生の人生の宝物であり奇跡です。
こころからの感謝とエールを送りたいと思います。
そして今、教室には、何人も「ことば」のトレーニングをしているお子さまたちが通ってくれています。まだ2歳になって間もないようなお子さまから、年長さんまで、一人一人、とてもがんばってくれています。
先生方の口の動きを真似る「口角模倣」では、精一杯大きな口をあけたり、すぼめたり、舌を出したり、舌を左右に動かしたり、とにかく一生懸命です。
この子たちの中には、話すことに、すっかり自信を喪失している子もいます。
完璧に話せる必要なんてないのに、完璧でありたいと自らを鼓舞させ、戦っているのかもしれません。そして、ときどき、疲れちゃうこともあるでしょう。
そんなとき、先生は、ふと思うのです。
2歳の彼にとって「バナナ」が「バナナ」である必要なんてないんじゃないかと。
バナナは「マ」、りんごは「カ」。例えば、それが家庭内でしか通じないことばであったとしても、周囲の大人が「あ、(ま)ね。バナナが食べたかったのね。)と言って、バナナを渡してあげれば、そのお子さんは、そのうち必ず「バナナ」という単語を話せるようになるでしょう。
そうだ、せめて、「あいことば」を作ってあげたい。
彼に「伝わる喜び」を感じてほしい。
先生たちは、お母さんに、そのお子さんが1番すきな果物や、お菓子、テレビのキャラクターは何かなどお聞きします。
そして、その子が時々発してくれている、小さな小さな声が、何を伝えようとしてくれているのかを探します。
前回のブログに書きましたが、「いいよ」と「うん」が、すっかり定着した男の子。
とにかく、お顔が変わりました。目はキラキラと輝いて、時々先生たちにいたずらだってします。自分から、他のお友達にコミニュケーションを取りに行こうとする姿も見られるようになりました。そして、教室中に、彼のとても楽しそうな笑い声が響き渡るようになりました。
先生たちは、願います。
みんなに、「伝えるよろこび」と「伝わるよろこび」を感じてほしい。
だから、先生たちは考えます。そして、実践します。「いつか」を信じているからです。
____________________________
てらぴぁぽけっとでは、4月より教室に通所してくれる
お友達を募集中です。
Aクール(10時~12時まで)若干名
※主に2歳から3歳のお子さんが多いクールです。
Bクール(13時~15時まで)若干名
※ことばの練習や、SSTに力を入れているクールとなります。
Cクール(15時~17時まで)満員です。
てらぴぁぽけっとで、先生たちと楽しく学びましょう!
担当 てらぴぁぽけっと籠原駅前教室 持田
____________________________
もうすぐ卒業です
教室の毎日
23/03/17 09:43