みなさんこんにちは!!
いつもブログをご覧いただきありがとうございます♪
昼夜の寒暖差も徐々に大きくなり、服装の調整が難しい季節です。お天気や気温の変化を見ながら、子どもたちが元気いっぱいに過ごせるよう配慮していきたいと考えています。
さて、11月11日は一の酉だったのをご存知でしたか?
一の酉に合わせてこぱんはうすさくら岩槻教室では酉の市製作を行いました。
そこで今回は、『酉の市製作』のご紹介をしたいと思います。
酉の市は日本武尊が東夷征討の勝ち戦を祝い松の木に熊手をかけてお礼の祭りをしたことに由来すると言われています。
その日が酉の日(年と同じように日付に十二支を当てはめた数え方)だったことから、酉の日が神社の祭礼日となり、酉の市につながっていったそうです。
二の酉までしかない年と三の酉まである年があるのは、暦の巡りで酉の日が2回ある年と3回ある年があるためです。
また、三の酉まである年は火事が多いと言われ、火の用心につとめる風習もあります。 始まりは江戸時代、花又村(現在の東京都足立区花畑)の大鷲神社収穫祭であるといわれています。
その後、江戸時代後期には浅草の鷲(おおとり)神社が栄え、酉の市は大変な盛況だったそうです。
熊手にも意味があります。
熊手の形が「福をかき集める」とされ、最初の年には小さい物を購入し、次の年は少しだけ大きなものを、その次の年にはまた少しだけ大きなものを…といった具合に、商売が繁盛して大きくなっていくにしたがって熊手も大きくしていくというのが縁起が良いとされています。
熊手といえば商売をしている人が買い求めるイメージが強いかもしれませんが、家内安全や開運招福を願ってご家庭に飾る方も多いそうですよ。
子どもたちにも酉の市や熊手についている小物のお話をしました。
児発は鯛やおかめにシールで目や口を貼りました。その他の小物は両面テープを剥がし貼りました。
「好きなところに貼ってね‼︎」と伝えると、「これは何?」「〇〇くんと同じ〜o(^▽^)o」「はみ出しちゃうよー、手伝って(^_^;)」など可愛い声があちこちから聞こえてきました。
放デイはおかめと鯛と扇子を折り紙で作りました。
折り方の紙を見て黙々と進める子、その子を見て真似して折る子、先生と一緒に一つ一つ丁寧に折る子など個性豊かでした‼︎
のりで貼る前に全て熊手の上に置いて場所を調整する子、重なりつつもはみ出さないようにする子、あえてはみ出してつける子など一生懸命考えている姿はとても可愛いものでした♪
「のり貸して」「今使ってるから待って」「どっち欲しい?」「こっちの柄がいいなー」「じゃあ私こっちでいいよ」「ありがとう」「ここ折れないから手伝って」など子どもたち同士で作りながらも物の貸し借りや助け合いができていて暖かい気持ちになりました。
自分たちで考えてオリジナルのものが作れることはとても楽しいですよね♪
唯一無二の熊手が完成し、先生に見せてくれる子どもたち。中にはポーズまで決めてくれる子どもも♡
みーんなニコニコ笑顔で嬉しそうな顔が見れて、私たち職員も嬉しい気持ちになりました☆
明日、11月23日は二の酉です。皆様は酉の市に行かれますか?
秋の夕暮れは大人も子どもも、かなしい気持ちになりやすいですね。手をつないだり抱っこしたり、スキンシップを多めにして肌の温もりを伝えていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました♪
酉の市製作
教室の毎日
23/11/22 13:23