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(259件)

【自閉スペクトラム症の特性 (2)】

自閉スペクトラム症 (Autism spectrum disorder: ASD) の診断基準 (@5_自閉スペクトラム症の特性 (1) 参照) 以外に、ASDの特性を測定する方法として、自閉症スペクトラム指標 (Autism-Spectrum Quotient: AQ) 児童用を用いた質問紙があります。 AQ児童用は、Baron-Cohen et al. (2006) によって対象児のASD特性を明らかにする指標として開発され、日本語版 (若林他, 2007) も作成されています。 内容はASDを特徴づける5つの下位尺度 (社会的スキル・注意の切り替え・細部への関心・コミュニケーション・想像力の各10項目) により構成されており、全体で50項目の質問からなります。AQ児童用は保護者など対象児をよく知る人による他者評定形式で、50項目の各内容について、対象児の普段の行動から判断して、「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」「どちらかといえばあてはまらない」「あてはまらない」の4段階の中で、最も該当するものを選んでもらいます。 得点はそれぞれの質問ごとに1点もしくは0点で割り振られており、該当する下位尺度の得点が高いほどASD傾向が強いとされます (最低0点,最高50点)。 参考文献 Baron-Cohen, S., Hoekstra, R. A., Knickmeyer, R., & Wheelwright, S. (2006). The Autism-Spectrum Quotient (AQ)--adolescent version. Journal of Autism and Developmental Disorders, 36, 343-350. 若林明雄・内山登起夫・東條吉邦・吉田友子・黒田美保,他 (2007). 自閉症スペクトラム指数 (AQ) 児童用・日本語版の標準化―高機能自閉症・アスペルガー障害児と定型発達児による検討― 心理学研究, 77, 534-540.

ABUW春日/【自閉スペクトラム症の特性 (2)】
研修会・講演会
22/11/25 09:54 公開

【体育が苦手?🧐】

教室での授業にはなんとかついていけても、 体育で体を使うことが苦手ということはないでしょうか。 具体的な支援を含め解説していきたいと思います! 自分の体の位置や 力加減を感じる筋肉、関節からの固有感覚情報、 また頭の傾きや重心の変化を感じ取る前庭感覚情報、 さらにどこに触れられてるかを感じる触覚からの情報などを 曖昧にしか受け取れないと、 子どもは自分の体がどうなっていて、 どう動いているのかを感じることができません。 そのため、 体育などで真面目にやっていても「ちゃんとやるように」と 注意されているかがわからず、 どうしてもよいかも分からないために 同じことを繰り返してしまい、 なかなか達成感を感じられない状況に 陥りやすいことがよくあります。 この場合、 鏡などを用いて視覚的にどこを修正するとよいかを 確認させたり、 どのようにしたらよいのか手を取って具体的に 教えると良いかもしれません。 また、 先生や友達の後ろについて同じ動きをするほうが よい場合もあります。 ただ、 力加減(ボールをドリブルするなど)や 重心の移動の方向(ボールを投げたり、跳び箱を跳び超える) といった目で見ただけではわからない運動も 多くありますので、 その場合は特に、 どの方向に、どのくらいの角度で、どの程度の力で 動かすかを、直接手を取って 体に触れながら教える必要があります。 また、 動作の順序やリズム、タイミング(時間的・空間的)など、 運動の組み立てが特に苦手な子どもたちに対しては、 一連の動作を分解して、 一つ一つの動きを教えながら それらの動作を繋げるようにします。 体育に限らず、 子どもが楽しく達成感をもって取り組める 可能性のある課題を提供する工夫がまずは大切だと思います。

ABUW春日/【体育が苦手?🧐】
教室の毎日
22/11/19 19:43 公開

【環境の変化】

低学年の頃は落ち着きがなく多動な様子があったが 楽しそうに学校に通っていたのに、 高学年になるにつれて、落ち着きみられてきたが 学校にを休みがちになるということないでしょうか。 これは一例ですが、詳しく見ていきましょう。 学年があがって、クラスが変わったり担任の先生が変わったり と環境が変わることはたくさんあります。 環境が変わったことによって、 いい方向にいく時もありますがその逆もあります。 低学年の時は、 多少授業中に落ち着きがなくても許容範囲が広く、 楽しく学校に行くことが出来ていたかもしれません。 高学年になると、勉強の内容もずっと難しくなり、 また周りのお子さんも低学年の時より落ち着いて勉強に 取り組むようになった結果、 先生の要求水準もそのような子どもたちに合わせて、 静かに長時間集中して取り組むことを 大切にするように変わっていきます。 お子さん自身も成長して、 周りの子どもたちと同じようにしなければと 努力できるようになって、 「動きたい!」という欲求があっても、 それを抑えながら頑張って学校生活に適応しようとして、 疲れてしまっている場合もあります。 このように成長に伴って、 子ども自身に周りに適応しようと頑張る力がつけばつくほど、 子どもの基本的な体のニーズが 押さえ込まれてしまうことがあります。 子どもたちの不登校は、 このように「頑張るよい子」が力尽きて、 最終的に悲鳴をあげている姿と捉えることもできます。 大人はそのような子どもの特性を理解し、 上手に息抜きすることを教えてあげる必要があります。 個々のお子さんの特性に合ったバランスの良い生活とは 何かを考える必要がありそうです。 お子さん自身も何がつらいのか、 自分でも分からない場合も多いのですが、 本人に対しては無理に登校を強要するような対応は避け、 学校生活をどのように感じてるか話を よく聞いてあげてください。 また、子どもの様子をよく観察し、 活発に生き生きしている場面を見つけて その活動を日常生活の中に積極的に取り入れることで、 子どもも元気になる手がかりが得られるかもしれません。

ABUW春日/【環境の変化】
教室の毎日
22/11/07 18:02 公開

【登園後、かばんなどの片づけができない?🤔】

登園後に上手な片づけのためには、 まず脳が適切に目覚めていることが必要になります! ボーってしているようだったり、 キョロキョロ落ち着かないようなら、 まず片づけの課題をさせる前に、 軽くジャンプするのを手伝ったり、 ぎゅっと抱きしめて、 課題に取り組みやすいよう脳の活動状態を 整えてあげましょう! また、登園すると周りの遊びや遊具が まず目に飛び込んでしまい、 そちらに注意がそれてしまうことも考えられます。 このようなたくさんの刺激が混在する場所では、 注意の選択が難しく、 自分のロッカーの場所やタオルをかけるフックの場所などを 多くの刺激の中から見つけ出すことが 困難になっているとも考えられます! さらには、手順・ルールの理解など、 認知機能面の発達も影響している可能性もあります。 覚醒を調整するために、 歩いて登園する場合、安全に配慮しつつ、 坂道や凸凹道など路面の異なる場所を歩いたり、 軽く走る、スキップしながら登園するなどの工夫で、 脳の活動状態を整え、ちょうど良い状態で 園に到着することができるかもしれません! また、気が散りやすかったり、 手順の理解が難しいのであれば、 園の環境を調整し、登園後の動線にそってかばんを置いたり、 タオルをかける場所を用意し、 なおかつ壁に向かってこれらの場所を配置することで、 余分な刺激が入りにくいように 工夫するのはいかがでしょうか🤔 最初は1つずつ声かけが必要かもしれませんが、 次第に見守りだけにして、 少しずつ1人でもできるように応援してあげてください😁

ABUW春日/【登園後、かばんなどの片づけができない?🤔】
教室の毎日
22/10/28 19:36 公開
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