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(259件)

【触覚過敏をもつ子どもの支援方法③】

前回に引き続き、触覚過敏をもつ子に対して 具体的な活動や方法を紹介していきます! 子どもも大人も安心して圧迫や固有感覚を 体験できる活動を工夫する必要があります。 例えば、 ・重たい荷物を運ぶ ・パンチで穴を開ける ・重りを入れたベストを着る ・重たいリュックを背負う ・膝に重りや5kg程度の米袋を乗せる などの活動も役に立ちます! また、硬いものを噛むことも沈静化に役立ちますので、 意図的に硬いガムを噛んでもよいものを 提供することもあります。 さらに、トンネル潜りなど四つ這いをしっかり行う活動は、 手のひらで体重を支持する固有感覚活動だけではなく、 様々な感触を手のひらで体験する触覚活動でもあります。 四つ這いに限らず、 子ども自らが触覚環境に能動的に関わる体験を 提供することが、支援の際には重要となりますので、 よい活動の1つです! そして、 触覚過敏がある子どもでも抵抗なく触わることが できる素材が必ずあります。 例えば、 泥遊びは苦手でもサラサラの砂は好きだとか、 小麦粉粘土を少し暖めるだけで 触れるようになる子どももいます。 一般にネバネバした素材よりも、 サラサラしてやや重たさ、 質感のある素材の方が受け入れやすいので、 お米のプールの中におはじきやビー玉を隠して 宝探しの遊びをするなど、 まずは子どもの触わることができるもの、 吸うことができる触覚素材を見つけ、 それを使って遊びを展開するとよいでしょう!

ABUW春日/【触覚過敏をもつ子どもの支援方法③】
教室の毎日
22/12/19 18:26 公開

【触覚過敏をもつ子の支援方法①】

〇子どもが見せる様々な行動が触覚過敏と 関係することを理解しましょう(理解してもらう)。 →子どもが泥遊びや洗髪、散髪を嫌がったり、 特定の服を好んだりすることが 触覚過敏と関係するかもしれないと 周りの大人が理解するだけでも、 大人の対応を変える大きな力になります。 大人は子どもの行動をわがままと捉えると、 躾のつもりで無理強いや叱責をしがちです。 これがさらに子どもを苦しめ、 不安感や恐怖心を強めてしまいます。 ○子どもが触覚過敏を起こしやすい素材や活動を 避ける(環境調整)。 →触覚過敏に限らず、感覚過敏のある子どもに対しては 環境調整が重要となります。 不安や恐怖の状態にあると 感覚の受け取り方はさらに過敏になるため、 子どもにとっては悪循環になりやすいのです。 触覚過敏のために特定の衣服しか身につけたがらない場合、 衣服の選択が重要となります。 袖やスボンの長さはもちろんですが、 衣服の素材や大きさ(しめつけ具合)、襟元の作り、 縫い目の状態などを確認する必要があります。 襟首についているタグの素材が苦手な子どももよくいますし、 新品より使い古した服を好む子どももよくいます。 また、洋服の柄が触感を 想起させてしまうため無地の服を好む子どももいます。 故意でなくとも他人から触られる可能性があるため、 幼稚園・保育所、学校などでの集団活動を 避けたがる子どももよくいます。 そのような場合、 休み時間などには図書室や保健室で一人静かに過ごすことも、 子どもにとっては必要な活動です。 また、教室の席も中央ではなく、後ろの隅の席にすることで 落ち着くことができる子どももいます。 幼稚園・保育所、学校は集団を重視するため、 休み時間も集団遊びに参加させる場面をよく見ますが、 子どもにとってはそのことがより大きなストレスとなり、 さらに大きな不適応行動につながる可能性もあることを 理解する必要があります。

ABUW春日/【触覚過敏をもつ子の支援方法①】
教室の毎日
22/12/09 18:21 公開

【療育は何歳から受けた方がいいの?】

感覚統合療法は何歳からでも受けることができます。 感覚統合の問題が子どもの発達の妨げとなっていることが わかった時点で、すぐに始めるといいでしょう! 乳児の場合、感覚に過敏だと、 動かされることや姿勢を変えられることを怖がったり、 少しの物音でびっくりして目を覚ましたり泣いたり、 肌着やシーツの素材が特定のものに限られたり、 抱っこすら嫌がる子どももいます。 このようなお子さんは、 哺乳びんを嫌がったり離乳食もうまく進まないかもしれません。 こういいった養育上の困難が 感覚統合障害の最初の兆候であることも少なくありません。 また、1歳半健診や3歳児健診などで、 歩行の開始の遅れや多動、ことばの遅れなどの指摘を 受けるお子さんも多くいます。 このような子どもたちはまだ小さいので、 医学的な診断ははっきりしないことが多いのですが、 感覚統合の考えを生かして、 お遊び教室や子育て支援でお子さんの行動理解や 遊びの支援を開始することもできると思います! このような指導は小さいときから気軽に 受けることができるのが理想です。 小さいから早すぎるということは決してありません。 むしろ年少であればあるほど脳は変化しやすく、 環境からの関わりによく反応しますし、 いろいろなことがうまくできないことからくる 情緒的な問題や家族との絆の問題にも早く対処できます! 子どもの個性を理解し、 子どもを元気に安心して育てることが できるようになるために、 感覚統合の知識や支援は大いに役立つと思います!

ABUW春日/【療育は何歳から受けた方がいいの?】
教室の毎日
22/11/29 14:04 公開
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