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(251件)

【環境の変化】

低学年の頃は落ち着きがなく多動な様子があったが 楽しそうに学校に通っていたのに、 高学年になるにつれて、落ち着きみられてきたが 学校にを休みがちになるということないでしょうか。 これは一例ですが、詳しく見ていきましょう。 学年があがって、クラスが変わったり担任の先生が変わったり と環境が変わることはたくさんあります。 環境が変わったことによって、 いい方向にいく時もありますがその逆もあります。 低学年の時は、 多少授業中に落ち着きがなくても許容範囲が広く、 楽しく学校に行くことが出来ていたかもしれません。 高学年になると、勉強の内容もずっと難しくなり、 また周りのお子さんも低学年の時より落ち着いて勉強に 取り組むようになった結果、 先生の要求水準もそのような子どもたちに合わせて、 静かに長時間集中して取り組むことを 大切にするように変わっていきます。 お子さん自身も成長して、 周りの子どもたちと同じようにしなければと 努力できるようになって、 「動きたい!」という欲求があっても、 それを抑えながら頑張って学校生活に適応しようとして、 疲れてしまっている場合もあります。 このように成長に伴って、 子ども自身に周りに適応しようと頑張る力がつけばつくほど、 子どもの基本的な体のニーズが 押さえ込まれてしまうことがあります。 子どもたちの不登校は、 このように「頑張るよい子」が力尽きて、 最終的に悲鳴をあげている姿と捉えることもできます。 大人はそのような子どもの特性を理解し、 上手に息抜きすることを教えてあげる必要があります。 個々のお子さんの特性に合ったバランスの良い生活とは 何かを考える必要がありそうです。 お子さん自身も何がつらいのか、 自分でも分からない場合も多いのですが、 本人に対しては無理に登校を強要するような対応は避け、 学校生活をどのように感じてるか話を よく聞いてあげてください。 また、子どもの様子をよく観察し、 活発に生き生きしている場面を見つけて その活動を日常生活の中に積極的に取り入れることで、 子どもも元気になる手がかりが得られるかもしれません。

ABUW春日/【環境の変化】
教室の毎日
22/11/07 18:02 公開

【登園後、かばんなどの片づけができない?🤔】

登園後に上手な片づけのためには、 まず脳が適切に目覚めていることが必要になります! ボーってしているようだったり、 キョロキョロ落ち着かないようなら、 まず片づけの課題をさせる前に、 軽くジャンプするのを手伝ったり、 ぎゅっと抱きしめて、 課題に取り組みやすいよう脳の活動状態を 整えてあげましょう! また、登園すると周りの遊びや遊具が まず目に飛び込んでしまい、 そちらに注意がそれてしまうことも考えられます。 このようなたくさんの刺激が混在する場所では、 注意の選択が難しく、 自分のロッカーの場所やタオルをかけるフックの場所などを 多くの刺激の中から見つけ出すことが 困難になっているとも考えられます! さらには、手順・ルールの理解など、 認知機能面の発達も影響している可能性もあります。 覚醒を調整するために、 歩いて登園する場合、安全に配慮しつつ、 坂道や凸凹道など路面の異なる場所を歩いたり、 軽く走る、スキップしながら登園するなどの工夫で、 脳の活動状態を整え、ちょうど良い状態で 園に到着することができるかもしれません! また、気が散りやすかったり、 手順の理解が難しいのであれば、 園の環境を調整し、登園後の動線にそってかばんを置いたり、 タオルをかける場所を用意し、 なおかつ壁に向かってこれらの場所を配置することで、 余分な刺激が入りにくいように 工夫するのはいかがでしょうか🤔 最初は1つずつ声かけが必要かもしれませんが、 次第に見守りだけにして、 少しずつ1人でもできるように応援してあげてください😁

ABUW春日/【登園後、かばんなどの片づけができない?🤔】
教室の毎日
22/10/28 19:36 公開

自閉スペクトラム症の特性

自閉スペクトラム症 (Autism spectrum disorder: ASD) は、今からおよそ75年前にKannerとAspergerによって、自閉症として認識されました (Mottron, 2020)。 その症状は「社会的コミュニケーションの障害」と「限局された反復的行動」に分けられ、米国精神医学会の最新の診断基準であるDSM-5では、ASDの判断基準とする症状に含まれています (2013)。 具体的には、社会的コミュニケーションの障害として、 ①相互的関係 (応答性) の障害 ②非言語的コミュニケーションの障害 ③社会的スキルの乏しさ の全てがみられること、限局された反復的行動としては、 ①同じ行動パターンを繰り返す ②決まった行動や考え、習慣へのこだわり ③特定のものに対する強い興味 ④感覚の過敏さ、または鈍感さ のうち少なくとも2つ以上当てはまることが診断には必要とされています。 これらの症状以外にも、顔や名前が覚えられない、運動が苦手などの特性を伴うことが報告されています (岡田, 2020)。 参考文献 Mottron, L (2020). Autism spectrum disorder. Handbook of Clinical Neurology, 174, 127-136. American Psychiatric Association: Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, Fifth Edition (DSM-5). Arlington, 2013. 岡田尊司 (2020). 自閉スペクトラム症 「発達障害」最新の理解と治療革命 幻冬舎新書.

ABUW春日/自閉スペクトラム症の特性
研修会・講演会
22/08/19 09:25 公開

【自閉スペクトラム症】

自閉スペクトラム症 (Autism spectrum disorder: ASD) は、社会的コミュニケーションや対人相互性反応の障害、興味の限局、常同的・反復的行動を主徴としており、主に乳幼児期に発現する障害です。もともとは、広汎性発達障害の中に、自閉性障害、アスペルガー障害、レット障害、特定不能の広汎性発達障害などが含まれていましたが、米国精神医学会 (2013) のDiagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, Fifth Edition (DSM-5) においてASDという名称に統一されました。 Hyman et al. (2020) によると米国におけるASDの有病率は59人に1人 (約1.7%) の割合で存在すると報告されています。一方で、我が国における有病率は約3.2%で、およそ32人に1人の割合でASD児がいる可能性が示されています (Saito et al., 2020)。これは、保育所や小学校の一クラスあたり1~2人のASD児が存在することを示しています。これらの報告を踏まえると、ASDは珍しい障害ではなくなってきているといえます。 参考文献 American Psychiatric Association: Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, Fifth Edition (DSM-5). Arlington, 2013. Hyman, S. L., Levy, S. E., & Myers, S. M. (2020). Identification, Evaluation, and Management of Children With Autism Spectrum Disorder. Pediatrics, 145, e20193447. Saito, M., Hirota, T., Sakamoto, Y., Adachi, M., Takahashi, M., Osato-Kaneda, A., ...Nakamura, K. (2020). Prevalence and cumulative incidence of autism spectrum disorders and the patterns of co-occurring neurodevelopmental disorders in a total population sample of 5-year-old children. Molecular Autism, 11, 35.

ABUW春日/【自閉スペクトラム症】
研修会・講演会
22/08/16 12:17 公開
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