こんにちは!
エコルド盛岡茶畑教室、理学療法士の伊勢です。
本日は、教室の看板遊具ともいえる「くもの巣スウィング」を紹介します!
盛岡茶畑教室では事業所の広さを生かしてくもの巣スウィングと呼ばれる室内ブランコを設置しております!!
ロープで張り巡らされた円状のブランコで、前後に漕ぐことはもちろん、吊り紐をねじれば、ぐるぐると回転させることも可能です。
毎日のサーキット活動後に実施しており、子どもたちはこの最後のブランコタイムをかなり楽しみにしてくれているようです!!
では、なぜ子どもたちはこのような“揺れ“や“回る”刺激を好むのでしょう?
過去のブログでもお話ししている通り、発達障がいのお子さんは、
揺れたり、回ったりした時に感じる感覚や、筋・関節の運動面の発達遅延の為、より強い刺激を入れることで「心地よい」と感じている可能性があります。
一見、落ち着きのない行動が目立つように見えますがこの“刺激を満たす”という過程が、感覚機能を整えるために重要なんです!!!
身体全体で風当たりを感じ、スピードが出ていることを認識したり、
高低差が生まれることで目から入る情報が増え、動体視力が向上します。
また、頭や身体が傾くことでバランスをとろうとする感覚が働いたり、もっと高く、早く漕ぐために、体幹・手足の筋や関節をうまく調整しようとする感覚も働きます。
このように盛岡茶畑教室では、療育遊具により多方面から感覚を刺激することで感覚の程度が鈍い、または敏感なお子さんの、感覚を整える活動を積極的に行っております。
実際、初めは小さな揺れにも恐さを感じていたお子さんが、
今では自分からブランコを大きく漕ぐようになった、という事例もありますよ!
ご興味のある方はぜひお問い合わせください!!
揺れる!回る!くもの巣スウィングで感覚刺激を!
子どもの発達
22/01/27 19:38