こんにちは!エコルド盛岡茶畑教室、理学療法士の伊勢です。
「しばれる~!!(寒いの方言)」という毎日が続いていますが、、、ヾ(≧へ≦)〃
子どもたちは全身スキーウェアに身を包んで、元気に来所してくれます♪
さて、前回は足の裏にあるアーチの働きと偏平足になる原因についてお話しましたね。
お待たせしました!今回は、その予防と対策編です☆
~対策~
すでに「偏平足気味かも?」というお子さん。
アーチを形成する足裏・すね・ふくらはぎの筋と靭帯を楽しく鍛えましょう!
【つかみ遊び(写真①)】
足の指でいろんなものをつかみます。
丸めたティッシュやお手玉、ボールペン、ビー玉、おはじきなど形状や素材は機能に応じて。
つかんだ状態をキープして入れ物に移してみましょう!
ちなみに教室では、紙で作った“わっか”をペットボトルへそっと入れる訓練が人気☆
【タオルギャザー(写真②)】
つかみ遊びの上級編。
足の下のタオルを指の動きだけでギャザーをつくるように引き寄せます。
これが足裏の筋を鍛えるのに◎!
最初は足全体が動いてしまったりと、動きのイメージが難しいお子さんがほとんど。
踵や甲を押さえてあげる、視覚的にお手本を見せるなどで理解を促してあげましょう!
【つま先立ち(写真③)】
踵を上げて下ろす動きの繰り返しは、アーチを作るふくらはぎの筋を鍛えます◎
つま先立ちが苦手…
そんなお子さんには『シールあつめ』がおすすめです。
少し高いところにシールを張るだけ^^
「かかと上げて~」では、なかなか動きが引き出せなかったお子さん。
大好きな恐竜さん!!となると、欲しさのあまり、ほぼ無意識に背伸びをしていました(笑)
【凹凸を踏んでみよう!(写真④)】
柔らかい・硬い・熱い・でこぼこ…など裸足で体感すると神経にいい刺激が入ります◎
教室では、凹凸ボールを足裏で転がしたり、凹凸ボードの上を歩いたり!
偏平足の場合、足裏の筋が張っているので、過敏に「痛いっ!」と感じる子も多いです。
自分の全体重がかかっていますからね…私たちが足つぼマットに乗るイメージ(⊙x⊙;)
そんな時は、手を取って荷重を減らしてあげると◎
ご自宅では、ペットボトルキャップや100均で売っている青竹踏みで代用できますよー!
ちなみに、骨格異常など偏平足の原因が先天的な場合は、手術や装具などの治療が必要な場合もあります。
一度お医者さんにご相談してみてくださいね。
~予防~
偏平足をより誘発してしまう姿勢、『ぺたんこ座り』
筋肉にアンバランスが起きやすいのですが、体幹が弱いお子さんほど習慣になりがち…
まずは根本的に体幹を鍛えたり、なるべく椅子に座るなどの姿勢改善が重要です!
体幹遊びや姿勢改善については過去のブログをご参考ください^^
また、対策でご紹介した方法を事前に取り組むのも予防の一つですのでぜひ!
どうでしたか??
一つでも「これなら家でもできそう!」「親子で続けられそう!」
というものがあったら、ぜひ挑戦してみてくださいね~。
ご不明な点あればいつでもアドバイスいたしますので、お気軽にご相談ください✿
偏平足のおはなし②~予防と対策~
子どもの発達
23/02/28 10:16