タイトルは、古都コト子さんの著書。
この本は、発達に特性のある子どもとかかわる大人だけでなく、イヤイヤ期や、かんしゃくの対応に悩む子育て中の保護者にも参考になる実践の記録ともいえる内容です。主にマンガで書かれていて読みやすい本です。
「娘が4歳を過ぎるころまでは、激しい癇癪と暴力、こだわり、多動、危険行為・・。意思疎通も出来ず、睡眠不足のまま24時間気の抜けない育児をしていた・・・」
(はじめに、より)
「発達に凸凹のある子の癇癪は、イヤイヤ期の激しいものが1日中、何年経っても終わらないようなものです。・・・」
(親目線からみた「療育」より)
「何が普通なのかわからない?」
「発達の凸凹って?」
「療育とは?」
「意思の疎通は?」
「その子らしさとは?」
子育ての中で、療育の中で、一つひとつ疑問の答えを悩みながら見つけだしていく過程が書かれています。
また後半には、療育先の支援の先生から、お母さんをフォローすることについても言葉が載せられています。
「お母さんの愛情がとても豊かでしたが、娘を笑顔にしたいのに出来ないという事にジレンマを強く抱えておられたので、これまでのお母さんの努力をしっかり認め、安心して愛情を表に出せるようにアプローチしました。」
そして、あとがきには、
「『普通』を目指して始めた療育で、娘や同じ園の子どもたちを見て行くうちに、『その子らしさ』を大事にする姿勢を改めて学びました。・・・」
「大切なことはいつも、子どもたちから教わっている気がします。」
私たち療育にかかわる大人は、子どもたちを教え導くことを考えがちです。
一方で子どもから教わるという意識が同じくらいに大切ということについて、改めて認識することになりました。
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古都コト子さん ~「発達凸凹っ子に英才療育?してみた」~
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23/04/17 11:17