こんにちは。
LUMO(ルーモ)西宮江上校です。
今回の記事は、LUMOとは直接関係はないですが、特性のある子どもと関わる大人にとって、参考になる部分が多いのでご紹介いたします。
全盲児として生まれてきたまなちゃん。先天的な病気で治療法はありませんでした。
まなちゃんが2歳になったとき保育園に通うことになりました。
はじめのうち、お母さんは、
「いやな言葉を言われて傷ついていないか?」
「仲間に入れず、ずっと一人ぼっちでいるのではないか?」
と考え出すと不安が尽きなかったとのこと。
ある日、園に迎えに行くと、上の年長さんのA子ちゃんが声をかけます。
「まなちゃんのママ? しっぽオニ知ってる?」
「まなちゃん、今日オニをしたんだよ、A子捕まえられちゃったの」
全盲のまながオニごっこ? どうやって・・??
「しっぽに鈴をつけえれば、まなちゃんにも音で(しっぽの場所が)分かるんじゃない」と年長児から提案があったとのこと。これには保育園の先生もびっくり。
参観日、B子ちゃんのお母さんが、
「まなちゃん、いつもあそんでくれてありがとう」、とまなちゃんのお母さんに声をかけてくれました。
「こちらこそ、ご迷惑をおかけしてすみません」と返していると、その様子を見ていたB子ちゃん、
「まなちゃんのママ、なんで謝るの?」と訊いてきました。
私はこころのどこかで、娘をかわいそうな存在としてとらえていたのではないか、それで「全盲児なのに」遊んでくれてありがとうという言葉が出てしまった・・。
子どもたちは「全盲のまなちゃん」でなく、
「まなちゃん」と遊んでいる。
そのまなちゃんは見えないだけ。
このエッセイには、母親の向井由美さんが、いろいろなエピソードを通じて子どもたちから学んだことが綴られています。
詳しくは下記をご参照ください。
第57回NHK障害福祉賞 入選作品
向井由美
「全盲の娘の友達が、母の私におしえてくれたこと」
https://www.npwo.or.jp/wp-content/uploads/2022/12/5704_mukai.pdf
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全盲のまなちゃん~まなちゃんの友達が、私に教えてくれたこと~
教室の毎日
23/05/31 08:55