こんにちは。LUMO(ルーモ)江上校です。
前回、前々回と2週に渡ってオペラント条件付けについて本ブログで紹介させていただきましたが、今回はそのまとめになります。
また日常でも使える活用法なども合わせて綴っていきたいと思います。
おさらいですが、オペラント条件付けは「行動」における「自発頻度」の増減が伴うことから、習慣をつけたい場合や、行動を改めたい場合に有効です。
①習慣化したい{行動を強化したい場合}
何かを習慣化したい場合に、オペラント条件付けが有効です。
これは、行動によって「成功体験」を得ることで行動が強化されていくというものです。
例えば、ストレッチを毎日やりたいとします。
そのとき、「ストレッチを30分やったら、ジュースを1本飲んでもよい」とすると、「ジュース」によって「ストレッチ」が強化されるわけです。
また、少しづつ習慣化されてきたら報酬を増やしていくことで、ストレッチの習慣はさらに強化されることが想像できるでしょう。
②習慣をやめたい{行動を弱化したい場合}
なにかの習慣をやめたい場合にも、オペラント条件付けが有効です。
この場合は自発行動を強化する「報酬」を減らすことで、弱化を狙うことがポイントです。
例えば夜の消灯後のスマートフォン操作をやめたいとします。この場合の報酬は「スマートフォンの操作で得られる情報」です。
そうすると、情報を強制的にカットさせる仕組み、例えば時間に伴う利用制限などを設けたり、家族にスマートフォンを渡したりすることで報酬は減ります。報酬が減るとオペラント行動は弱化していきます。そうやって就寝前のスマートフォンをいじってしまう習慣を少しづつですが減らしていくことが出来るわけです。
なお、スマートフォンを操作しなかったことによる翌日の報酬を加えてもよいかもしれません。例えば「ゲームを1時間長く遊んでも良い」「お菓子を1つ買っても良い」などでしょうか。
いかがでしたでしょうか。オペラント条件付けとは報酬や罰(嫌悪刺激)によって、自発的に行動を行うように「学習」をするという理論でした。
自分が対象であっても、報酬によって行動を強化したり弱化したりができるため、習慣を作るのに適しています。
是非これまでのブログを参考にいい習慣を作ってみてください。
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オペラント条件付け〜まとめ及び活用法〜
教室の毎日
23/07/01 08:42