児童発達支援事業所

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20.「フロアタイム」の関わり方

発達に特性のあるお子さん、
特に自閉症スペクトラムと診断されたお子さんの遊びの中で、
こうした行動はありませんか?

・おもちゃのタイヤをずっとくるくる回している
・1人でぴょんぴょんと跳ねて楽しんでいる

これらの行動は、
初めてマイスペ×スパークに来てくれたお子さんにもよく見られる遊び方です。

コミュニケーションを取ることが難しく、
どうやって一緒に遊べばいいのか悩むことがあるかもしれません。

そんな時にぜひ思い出していただきたいのが、
フロアタイムの遊び方です。


ある研究によると、自閉症スペクトラムのお子さんを対象に1年間このフロアタイムを行った結果、殆どのお子さんの脳に変化があり、
自閉症スペクトラムのお子さんの約80%に改善の変化が見られたようです。


研究自体は何年も前のものになりますが、
アメリカでは小児科学科医の自閉症ガイドラインとしてこのアプローチが認められており、
日本でも東京都のホームページ内「生涯学習情報」にも
療育方法のひとつとして掲載されていたりと、
少しずつ注目され知られてきているアプローチです。


簡単にまとめると、フロアタイムとは、
1回20分程度を目安に、
親や周りの大人が床(フロア)に降りて子どもと同じ目線で関わり
一緒に遊ぶことです。


特別な訓練も環境もありません。

必要なのは、
一人ひとりの発達段階や個人差に合わせること。

大人が子どもたちのリードに従い、
お子さんの自然な興味に寄り添うこと。


DIRは、自閉症スペクトラムの療育だけでなく、ADHDやLDに対しても活用されています。

問題行動と呼ばれる行為や、特性による特徴的な行動を抑えるのではなく、
お子さんが生まれ持った資質を最大限に発揮出来るようサポートしながら、
一人一人の発達段階と個人差に応じた意味のあるコミュニケーションや暖かな人間関係など、
さまざまな脳力と感情の発達、向上を促すアプローチです。


お子さんのリードに従って一緒に遊ぶことで、
内側から自然に発生する興味を増やすことができたり、
この関わりがきっかけでお子さんが
「周りの人や環境とも繋がってみたい」
と外の世界との関わりを求めるようになり、
その感情の動きが脳に結びついて発達を促していくようになるのです。


じゃあ具体的に、フロアタイムってどんな関わり方をすればいいの?


次回はフロアタイムの関わり方の大切なポイントを
詳しくお話ししたいと思います!
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