こんにちわ。
ユリシス・キッズです。
今週の運動は跳び箱です。
跳び箱……。
跳び箱ですよねぇ……。
教える側としてもこれって結構難しいんですよねぇ……(*_*;
鉄棒、縄跳びに並ぶ苦手な種目の筆頭なイメージですね。
単純に跳び箱のプロセスを羅列をすると
①走る
②跳ぶ
③跳び箱に手を付く
④前方に体を引き寄せる(押し出す)
⑤着地する
と言うのが大まかな流れになるかと思います。
この中で個人的に一番重要だと思うのが
①走る
です。
②~④をスムーズに行う為に必要なスピードを確保したい所ですが、頭や気持ちは置いてけぼりになるのが常。
色々なマイナスイメージが頭を過ります( ;∀;)
失敗したら怖い……(ノД`)・゜・。
転んだら?ぶつかったら?そもそもこれで跳べるの?
そんな考えがどんどんスピードを落としてしまいます。
「考えるな」
なんて口で言うのは簡単ですが、お子様にとってはとても難しい事です。
だって出来るかどうかわかんないんだもん(# ゚Д゚)!
大人だから手足も長いし、力も強いし、速いんだから出来るかもしれないけど、子どもだから無理だもん(♯・`д・´)!
お子様の考えを代弁するならこんな所でしょうか。
ごもっともだと思います。
以前お話ししたように、適切な動きを身につけるには何度も反復しなければいけません。
今すぐにどうこうと言うのは難しい。
なら、やる事を刻んじゃいましょう。
前述の①~⑤を一連の流れではなく、独立した動きとして習得してみましょう。
①勢いを落とさずに超短距離を最高速度で走る運動
②目標ポイントめがけて正確に跳ぶ運動
③より遠くに手を伸ばす運動
④手だけで体を支える運動
⑤高所から綺麗に着地する運動
この5つを身につくまで反復する。
それだけで上達スピードは元より、お子様の苦手意識を刺激することなく取り組めるようになります。
全部合わせて100点満点を目指すより、ハードルの小さな20点を5つの方が気持ち的にも楽だろうなとは思います。
そう言った視点の変化も技術の習得には必要かもね、と言うお話しでした。
お目汚し失礼いたしました。
運動全般の習得方法 ~跳び箱を例に挙げて~
教室の毎日
25/02/17 13:41