こんにちは。都筑区の放課後等デイサービス FORTUNAです。
昨日は台風の影響で大雨警報が発令されました。神奈川県でも被害が出てしまいました。ニュース映像でマンホールの穴から水が噴き出すのをみて、自然の力は凄いということを改めて思いました。
ただ、子どもたちは、大雨のなか、学習時間は自分の宿題やFORTUNAが用意したプリントを静かにこなしていました。
自由時間は、新しく購入したボードゲームの桃鉄を他の友だちみんなで楽しそうにやっていました。
さて、今回はこの学習支援員の「勉強嫌いにさせない」「大切なのは、学年に合わせることでなく、その子の発達に合わせることです」「学びたい」という気持ちを失わないこと、自信をもてることのほうが将来の役に立つ。小学校の学習内容なら3ヵ月もあれば取り戻せます。
という言葉に注目です。
そう言いたい気持ちはわかります。しかし、それは、綺麗事に過ぎず、実際は、下の学年のことがしっかりできていないと、それが土台となって次のことを学んでいくので、勉強は自然と遅れていきます。
また、「苦手だから」、「やりたくないから」と言って待ったとしましょう。待つために「やる」という行動がありません。そのため学習支援員さんが言う「学びたい」という気持ちにはなかなかなりません。
昔、FORTUNAであった例ですが、とにかく「勉強が嫌だ」「遊びたい」という困りごとのある小学2年生の子どもが新しくやってきました。その子は、1年間他事業所に在籍し、変化が見られないためにFORTUNAに来たのですが、2年生であるにも関わらず、ひらがなやカタカナ、1年生の漢字があまり書けませんでした。算数に関しても同じでした。
特徴は依存傾向が強く、すぐに人に頼るところで、お菓子の袋すら自ら開けようとしません。開け方を教えようとするのですが、嫌になるとすぐに手や足が出てしまいます。
また母親とその子の関係性が共依存の状態で、親離れ、子離れ共にできていません。家に帰れば、動画やゲームをやらせてしまいます。時間は一応決めてはいるものの、守れずにいました。
結局、FORTUNAでは、彼に正しい習慣を身につけてもらうために、夏休みまでに彼との正しい関係性を構築し、「暴力ではなく言葉でいうことの大切さ」を彼に教えながら、彼のわがままを絶対に認めませんでした。保護者の方にも、ご意見をさせていただき、それを守ってもらうようにしました。
最初は反抗的な態度でしたが、GW明けから国語と算数どちらかのプリントに取り組もうということで、彼は国語を選択。学習時間にFORTUNAが用意した国語プリントを必ずやってもらいました。
そうして、夏休みに入る時にはかなり落ち着いて、席に座って静かに取り組むことができるようになり、自分からプリントを取りにきて、終わりころには、ひらがな、カタカナ、1年生の漢字のほとんどができるようになりました。
彼には大ベテランの元教師の職員がメインで対応したのですが、それでも国語だけで4ヵ月という時間がかかりました。
もし学習指導経験の少ない学童指導員のような人が対応していたら、関係性の構築すらできていたかどうか疑問が残ります。
もし、この保護者の方がこの「3ヶ月で遅れを取り戻せる」というこの学習支援の言葉を信用してしまった場合、
家庭で、その子の発達のことを理解しないまま、1年生の算数や漢字を教材を買ってきて教えようとしたらどうなるでしょうか。ベテランの教師でも難しい子どもです。今まで、親の言うことをなかなか聞けなかった子どもが、いきなり教材を買ってきてもらって、「はい。やる」となるのは、難しいと思います。
そして、時間だけが過ぎていってしまい、指導するタイミングを逃してしまうという可能性は出てきます。
<続く>
放課後等デイサービス FORTUNA
昨日は台風の影響で大雨警報が発令されました。神奈川県でも被害が出てしまいました。ニュース映像でマンホールの穴から水が噴き出すのをみて、自然の力は凄いということを改めて思いました。
ただ、子どもたちは、大雨のなか、学習時間は自分の宿題やFORTUNAが用意したプリントを静かにこなしていました。
自由時間は、新しく購入したボードゲームの桃鉄を他の友だちみんなで楽しそうにやっていました。
さて、今回はこの学習支援員の「勉強嫌いにさせない」「大切なのは、学年に合わせることでなく、その子の発達に合わせることです」「学びたい」という気持ちを失わないこと、自信をもてることのほうが将来の役に立つ。小学校の学習内容なら3ヵ月もあれば取り戻せます。
という言葉に注目です。
そう言いたい気持ちはわかります。しかし、それは、綺麗事に過ぎず、実際は、下の学年のことがしっかりできていないと、それが土台となって次のことを学んでいくので、勉強は自然と遅れていきます。
また、「苦手だから」、「やりたくないから」と言って待ったとしましょう。待つために「やる」という行動がありません。そのため学習支援員さんが言う「学びたい」という気持ちにはなかなかなりません。
昔、FORTUNAであった例ですが、とにかく「勉強が嫌だ」「遊びたい」という困りごとのある小学2年生の子どもが新しくやってきました。その子は、1年間他事業所に在籍し、変化が見られないためにFORTUNAに来たのですが、2年生であるにも関わらず、ひらがなやカタカナ、1年生の漢字があまり書けませんでした。算数に関しても同じでした。
特徴は依存傾向が強く、すぐに人に頼るところで、お菓子の袋すら自ら開けようとしません。開け方を教えようとするのですが、嫌になるとすぐに手や足が出てしまいます。
また母親とその子の関係性が共依存の状態で、親離れ、子離れ共にできていません。家に帰れば、動画やゲームをやらせてしまいます。時間は一応決めてはいるものの、守れずにいました。
結局、FORTUNAでは、彼に正しい習慣を身につけてもらうために、夏休みまでに彼との正しい関係性を構築し、「暴力ではなく言葉でいうことの大切さ」を彼に教えながら、彼のわがままを絶対に認めませんでした。保護者の方にも、ご意見をさせていただき、それを守ってもらうようにしました。
最初は反抗的な態度でしたが、GW明けから国語と算数どちらかのプリントに取り組もうということで、彼は国語を選択。学習時間にFORTUNAが用意した国語プリントを必ずやってもらいました。
そうして、夏休みに入る時にはかなり落ち着いて、席に座って静かに取り組むことができるようになり、自分からプリントを取りにきて、終わりころには、ひらがな、カタカナ、1年生の漢字のほとんどができるようになりました。
彼には大ベテランの元教師の職員がメインで対応したのですが、それでも国語だけで4ヵ月という時間がかかりました。
もし学習指導経験の少ない学童指導員のような人が対応していたら、関係性の構築すらできていたかどうか疑問が残ります。
もし、この保護者の方がこの「3ヶ月で遅れを取り戻せる」というこの学習支援の言葉を信用してしまった場合、
家庭で、その子の発達のことを理解しないまま、1年生の算数や漢字を教材を買ってきて教えようとしたらどうなるでしょうか。ベテランの教師でも難しい子どもです。今まで、親の言うことをなかなか聞けなかった子どもが、いきなり教材を買ってきてもらって、「はい。やる」となるのは、難しいと思います。
そして、時間だけが過ぎていってしまい、指導するタイミングを逃してしまうという可能性は出てきます。
<続く>
放課後等デイサービス FORTUNA