都筑区の放課後等デイサービス FORTUNA の特徴の1つに発達性協調運動障害(DCD)の療育について力を入れていることです。
発達性協調運動障害(DCD)とは簡単に言えば「運動に対して不器用で身体を上手に使えないといわれる」子どもたちのことです。この不器用といわれる子どもたちの全てが運動が嫌いなわけではないのです。
このDCDについてこれからなるべくわかりやすく簡単に保護者の方々に説明していきたいと思います。難しい言葉が出てくるかもわかりませんが、そのときは教室まできていただければ詳しく説明いたします。
発達の領域によって分類される発達障害において、身体の動きに特化した発達障害を英語でDevelopmental Coordination Disorder(DCD)と呼びます。日本では同様の意味で発達性協調運動障害という専門用語が存在しています。
私たち放課後等デイサービスFORTUNAのスタッフはDCDを示す子どもたちに対して、どのようなことを心掛けて子どもたちに介入をすれば効果的に支援していけるかを常に考えています。
子どもたちは生まれてから、姿勢、運動の発達によって周りの世界を知覚、認識し、他のヒトと関係性を築いていくことが可能になります。例えば移動運動が出来るようになると自分が欲しいものを手に入れることが可能になるかもしないし、手指の巧緻性の発達によって絵を描いたり、折り紙をすることが出来たり、書字が可能になるかもしれません。
このように、運動発達は、認知発達や社会性の発達などとともに子どもが自律していくための重要な機会を与えてくれるのです。
発達障害がみられる(可能性がある)子どもの場合、
苦手なことは“発達しない”と思われている保護者の方もおられますが、発達障害の子どもたちも、ゆっくりであったり、道筋はいろいろですが、ちゃんと発達していくのです。ひとつひとつ教えられなくても何となく自然にできるようになっていく定型発達の子どもとは違ってきますが、やったことは、徐々に、確実に上達していきます。ある日、何かが劇的に上手になることだってあります。きちんとした評価に基づき、その子に合わせた療育や支援の方法を見つけ、一緒に取り組んであげることが大切なのです。
次回からはもう少し詳しくお話ししていくことにしましょう。
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放課後等デイサービス FORTUNA 発達性協調運動障害①
研修会・講演会
22/01/04 19:22