こんにちは。都筑区放課後等デイサービスFORTUNA 運動・心理療育担当です。
なんと、なんと学習・心理療育担当が、先にブログを更新していました。
みんなやる気満々です。ということで私も2021年最後までキッチリ仕事をやり遂げたいと思います。
先日、発達性協調運動障害について少しお話しましたが、その前にもうちょっと大きな視点での説明のほうが、よりよく理解していただけるのではと思い、主に発達障害における感覚の特徴についてお話しをさせていただきます。
発達障害と言う言葉がよく出てくるかもしれませんが、あまり気にされる必要は無いかと思いますので気楽に読んでください。
発達障害を抱える子どもたちは、自分自身で何かしら困っていると感じている子どもが多いです。この「困っている感」を減少させることが適切な発達を促すことで出来ると考えられています。
そもそも発達障害とは何でしょう?
じっとしていられないから発達障害?
字が覚えられない。上手く書けないから発達障害?これらは福祉サービスの観点からADHDやLDなどの名称をつけているのです。
実は発達障害者支援法によって定義がなされており以下の3つの条件を満たすヒトのことをいうのです。
・1つ目は脳機能に障害ある場合です。心や身体に問題はありません。私の経験上、保護者の方とお話ししていると「私の育て方が悪かったからでしょうか?」と聞かれることがあります。心配しないでください。子育ての問題ではありません。
・2つ目は幼いときから症状が見られる場合です。大人になってから急に発達障害ということにはなりません。そうした場合は幼いときから何かしらのサインが出ていたと思われます。
・そしてこれが一番重要ですが、3つ目は「今、その症状のせいで困ったことが起きている」という事実です。困っていることがあるからこそ、それを減らすための療育が必要になってくるのです。困り感が減れば減るほど子どもたちに自信がつき、自律できる第一歩になると私たちは考えています。
先程、脳機能の障害ということを申しました。
脳の機能というものは、物事を考えるためだけではなく、身体をスムーズに動かす機能も担っていますし、冷たいものを触った場合「冷たい!」など感覚の情報をやりとりしている神経系の中枢器官なのです。
発達障害という問題がある子どもたちの多くに、脳の中の色々な部位(脳は場所によって役割がさまざまに分かれています)同士の情報の連携、連動が適切にかつスムーズに取れていないことがわかってきました。
このように脳内での情報の連携・連動がスムーズに行えない場合、問題行動や困り感が発生するのです。よって発達障害を抱える子どもたちに寄り添い、その子たちの感覚を細かく分析し適切な発達を促す療育を行うことで、その子の困り感を減少させることができるのです。
これからはもう少し踏み込んで、そして感覚統合と発達性協調運動障害というテーマについて考えて行きたいと思います。
横浜市 都筑区 放課後等デイサービス FORTUNA
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都筑区放課後等デイサービスFORTUNA 脳の連動
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22/01/04 19:23