こんにちは!
横浜市都筑区放課後等デイサービスFORTUNAです!
今回は子どもの年齢ごとに発達する運動能力についてお話ししたいと思います。
20歳の発達の度合いを100%として、神経系の発達は6~8歳までに90%が完成します。
子どもの成長は目安として2~8歳、9~12歳、13~15歳の3つに分けられます。
2~8歳を「プレゴールデンエイジ」と呼び、神経回路が形成されていく時期です。また、プレゴールデンエイジも2~5歳と 6~8歳の前期と後期に分かれているといわれています。前期と後期で望ましい動作と発達する能力が違うのです。
プレゴールデンエイジ前期は体を動かすことをとにかく楽しむことが大事です。スポーツとしてではなく、遊び感覚でできる動作が望ましいです。そうすることで、神経を身体中に張り巡らせているのです。この時期は基礎動作、平衡感覚、バランス感覚等が身に付きます。
後期は前期で行った基本動作がスムーズに行えるようになる時期です。多種多様な動きを脳と身体に刻んでいきます。この時期には体の造り、筋肉もしっかりしてくるのでスポーツを楽しむことが出来ます。加えて、この時期には俊敏性や巧緻性などが身に付きます。
プレゴールデンエイジに培った能力がスポーツを行う上での土台となります。
9~12歳を「ゴールデンエイジ」と呼び、自分の見たまま、感じたままに体で技術を即座に習得する時期です。同時に、この時期のことは大人になっても忘れることがないのです。なので、正しい動きと正しい技術をこの時期に覚えることが大事なのです。この時期には巧緻性、柔軟性等が身に付きます。
13~15歳を「ポストゴールデンエイジ」と呼び、体がより一層作られる時期です。骨格や筋肉の発達やスピード、パワーが身に付きます。しかし、体が成長するにつれ、今まで通りの感覚で体を動かすと筋力不足や身体全体でのバランスが悪くなり、動作が上手にできなくなることがあります。なので、体の成長に合わせて軽い筋トレを行うことが望ましいです。また、この時期には心肺機能が向上する時期でもあります。長距離走などの走るトレーニングを取り入れることをお勧めします。
年齢別に発達する能力が違うなんて面白いですよね。
ぜひおうちで遊んだり運動をする際にはこれらのことを思い出してみてください!
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22/01/11 16:39