こんにちは!都筑区放課後等デイサービス FORTUNAです。
カウンセリングマインドの続きです。
前回、小さな変化を起こすことが大きな変化につながり、解決に繋がると書きました。変化は必然なのです。
「解決像やゴールを創り、行動を起こす」ということは、「今までやらなかった行動をすることで変化を起こしている」ということなのです。人が行動を変えると、周囲の人間の行動も変わるのです。(これを相互作用といいます)
人には自分に対するイメージがあります。そしてそのイメージを無意識に維持しようとしています。つまり変化しないのではなく、変化しないように自分で維持している場合があるのです。
例えば何か問題があったとします。
「どうせやっても変わらない」「自分にはできるわけがない」などという思い込みが変化の邪魔をしていたりして、その問題を自分では気づかないうちに変化しにくくしていることがあるのです。
本来、変化するはずのものが変化しにくくなっているのが問題で、教育者、療育者はそこに気づき、小さな変化を起こさなければならないのです。小さな変化かもしれません。しかし、その小さな変化がきっかけとなって大きな変化が起きるのです。バタフライエフェクトも同じようなことだと、私は思っています。
解決志向型アプローチでは、この小さな変化を起こすことによって悩んでいる人、困っている人が自分の目指す解決像に近づく援助をするのです。何回も言いますが、解決像に近づくために具体的なゴールを設定するのも小さな変化を起こすためなのです。そして小さな変化を起こせば相互作用で次第に大きな変化に繋がるのです。
すなわち、解決志向型アプローチとは、原因にこだわらず、解決像を作り上げることで児童を支援する方法で、解決に向かうためにまず小さな変化を起こし、大きな変化につなげていくアプローチの方法であることがお判りいただけたかと思います。
カウンセリングマインドをもつということは、解決志向型アプローチを踏まえたうえで
1・子どもたちに接する際の先生の心の持ち方が大切であり、子どもたちとの信頼関係を築き、子どもたちの心情をよく理解し、それを受け入れたうえで指導していくということ。
2・カウンセリングで用いられる様々な技法を積極的に学び、それを子どもたちの指導に活かしていくということ。
なのです。
私たち都筑区放課後等デイサービス FORTUNA は、この考え方を基本とし、子どもたちに小さな変化を起こし、その変化を徐々に大きくし、ゆっくりでもかまわないから自分の脚で1歩ずつ前に進んで、「自分にもできた」と笑顔と自信をもってもらえるような療育ができるように頑張っていきたいと思っています。
都筑区放課後等デイサービス FORTUNA
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都筑区放デイ FORTUNA カウンセリングマインド③
研修会・講演会
22/01/25 10:50