放課後等デイサービス
  • 問い合わせ受付中
  • 送迎あり
  • 土日祝営業

横浜市認証指定事業所 FORTUNA(ふぉるとぅな)中川教室のブログ一覧

近隣駅: センター北駅、中川駅 / 〒224-0015 神奈川県横浜市都筑区牛久保西2-20-12
24時間以内に13が見ています!
空き確認・見学予約
電話で聞く場合はこちら 050-3184-1814

放課後等デイ FORTUNA 問題行動に基づく子どもの理解

研修会・講演会
こんにちは。都筑区の放課後等デイサービス FORTUNAです。

早いものでもう3月になりました。年長さんはもうすぐピカピカの1年生ですね。

今回は問題行動に基づく子どもの理解について考えてみましょう。

定型発達児も発達障害がある児も基本的には同じ考え方です。今日は先生(保護者)の視点から考えてみることにします。

1つの例として、先生(保護者)の困り感として「落ち着きがない子ども」がいる。「不登校気味の子ども」がいる。特にAくんが気になる。等があるとします。

このような場合は、問題のアセスメントすなわち「人や物事を客観的に評価・分析すること」が有効です。

今回の例の場合、落ち着きがない子どもに対して⇒どんなときに落ち着きがないのか。不登校気味の子どもの子どもに対して⇒深刻度は? A君の行動に対して⇒きっかけは?また行動の後に生じる結果は?というアセスメントが取れたとします。

次に必要なのは、問題に対するニーズの共有です。すなわち、1)おしゃべりさせず何かに集中して取り組ませる。2)不登校なのが友だち関係が原因であるならば、その友だちとのトラブルを解決するための社会的スキルを習得させる。
3)A君に適応する注目獲得行動を習得させる。となります。

ニーズに応えるための子どもの理解として、1)行動の「きっかけ」に着目した行動の理解:仲良しの子ども同士での班活動⇒おしゃべり となりますから、問題行動を引き起こす「きっかけ」をなくしましょう。この例では、席替えや班の再編成で仲良し同士が一緒にならないように工夫します。2)行動の「結果」に着目した子どもの理解:においては、学校を休みがち(不登校気味)⇒過剰な反応、課題の撤去など、問題行動に対してはポジティブな結果を与えないことが大切です。3)行動の「相互作用」着目した子どもの理解:においては、A君がB君にちょっかいを出した場合⇒B君が過剰に反応する A君、B君どちらかアプローチし易いところから働きかけましょう。すなわち、A君に「ちょっかいを出すのをやめなさい」というのか、B君に「いちいち過剰に反応するのはやめて、相手にしなくていいよ」というのか、どちらがアプローチし易いかを考えて、バランスを取ります。

では、なぜ「子どもの理解」が必要なのでしょうか?

1つは子どもの問題を共有するためです。先生方や保護者、また子どもたちが同じ方向に向かってアプローチしなければなりません。2つめは介入方針を立案するためです。成功したときに、その手続きを蓄積させ、失敗したときに、どの段階で間違ったかを検証しなければなりません。すなわち、機能の予測が間違っていたのか、代替行動の設定のハードルが少し高かったのか。どの段階での手続きが良くなかったのかを振り返るのです。3つめは介入結果を評価するためです。主観的な評価ではなく、客観的な評価を維持・促進の手段も合わせて検討するのです。

次回はもう少し介入結果の評価について、少し詳しく解説します。

都筑区 放課後等デイサービス FORTUNA  心理担当
https://fortuna-labo.com/
045-414-2016

掲載情報について

施設の情報
施設の情報は、株式会社LITALICOの独自収集情報、都道府県の公開情報、施設からの情報提供に基づくものです。株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設の利用を推奨するものではありません。ご利用の際は必要に応じて各施設にお問い合わせください。施設の情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。


利用者の声
利用者の声は、施設と関わりをもった第三者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。 「やらせ」は発見次第厳重に対処します。


施設カテゴリ
施設のカテゴリについては、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、その他発達支援施設の3つのカテゴリを取り扱っており、児童発達支援事業所については、地域の児童発達支援センターと児童発達支援事業の両方を掲載しております。