こんにちは!
放課後等デイサービスFORTUNAです。
今回は、姿勢の悪い子どもについてお話したいと思います。
私は、FORTUNAに勤めて半年になるのですが、その中で特に目につくことがあります。
それが子ども達の座っている時の姿勢です。
机に突っ伏すように座る子もいれば、椅子の上で体育座りのような座り方をする子、足だけを横に向けて座る子もいます。
職員が注意をすれば、直ぐに良い姿勢に戻るのですが、時間が経つと少しずつ崩れてきてしまう子がほとんどです。
一般的に、正しい姿勢を保てない原因として挙げられるのは、体幹の弱さや筋肉の持久力不足によるものです。
正しい姿勢を維持するには、背中や腹部の筋肉(体幹)が協調して働く必要があります。
そのため、この二つが主な原因になります。
しかし、発達障害における正しい姿勢を保てない原因は、特性として発達性協調運動症(DCD)や感覚統合の問題も挙げられます。
DCDがあると、脳が体の各部位に送る指令がうまく調整されず、椅子に座っているだけでも体がぐらついたり、不自然な姿勢になったりします。
また、身体の緊張を適切に保つことが難しく、だらりとした姿勢になりやすくなります。
感覚統合では、固有受容感覚(手足や身体の位置を正確に把握する感覚)が鈍いと、「今真っすぐ座れているか」が自分では分かりにくくなります。
また、バランスや重力を感じる感覚が不安定なため、身体を垂直に保つことが難しく、無意識に身体を揺らしたり、机や椅子に体重をかけて姿勢が崩れてしまいます。
この二つは、筋力や知的発達に問題が無くても、正しい姿勢が保てない要因になります。
次回は、姿勢が悪いことで起こる身体の影響についてお話していきます。
次回のブログもご覧ください。
放課後等デイサービスFORTUNAです。
今回は、姿勢の悪い子どもについてお話したいと思います。
私は、FORTUNAに勤めて半年になるのですが、その中で特に目につくことがあります。
それが子ども達の座っている時の姿勢です。
机に突っ伏すように座る子もいれば、椅子の上で体育座りのような座り方をする子、足だけを横に向けて座る子もいます。
職員が注意をすれば、直ぐに良い姿勢に戻るのですが、時間が経つと少しずつ崩れてきてしまう子がほとんどです。
一般的に、正しい姿勢を保てない原因として挙げられるのは、体幹の弱さや筋肉の持久力不足によるものです。
正しい姿勢を維持するには、背中や腹部の筋肉(体幹)が協調して働く必要があります。
そのため、この二つが主な原因になります。
しかし、発達障害における正しい姿勢を保てない原因は、特性として発達性協調運動症(DCD)や感覚統合の問題も挙げられます。
DCDがあると、脳が体の各部位に送る指令がうまく調整されず、椅子に座っているだけでも体がぐらついたり、不自然な姿勢になったりします。
また、身体の緊張を適切に保つことが難しく、だらりとした姿勢になりやすくなります。
感覚統合では、固有受容感覚(手足や身体の位置を正確に把握する感覚)が鈍いと、「今真っすぐ座れているか」が自分では分かりにくくなります。
また、バランスや重力を感じる感覚が不安定なため、身体を垂直に保つことが難しく、無意識に身体を揺らしたり、机や椅子に体重をかけて姿勢が崩れてしまいます。
この二つは、筋力や知的発達に問題が無くても、正しい姿勢が保てない要因になります。
次回は、姿勢が悪いことで起こる身体の影響についてお話していきます。
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