こんにちは。都筑区の放課後等デイサービス FORTUNAです。
まだ5月半ばではありますが、もうすでに来年度に新1年生になられる方から見学希望の問い合わせが増えています。
FORTUNAとしては、大変ありがたいことなのですが、来年度の空き状況によって受け入れられるかどうかが決まりますので、申し訳ございませんがもう少しお待ちいただきたいと思います。
さて、4月に入り、子どもたちにとっては進級、進学と新しい生活が始まったとたん、GWがあるという、かなりアップダウンが激しいこの2ヶ月間だったと思います。
ただFORTUNAに来てくれている子どものほとんどが学校やFORTUNAへの行き渋りもなく、初めて来たときよりも落ち着いた生活をおくることができているので、少しほっとしています。
保護者の方々とも面談や送迎時のフィードバックを通していろいろとお話しする機会があるのですが、長く通って頂いている保護者の皆さんが言ってくださるのが「こどもたちの切り替えが早くなって感謝している」というありがたい言葉です。
実際、療育プログラム中に別室で面談をしていても、「本当に、今、子どもたちはいるのですよね」と聞かれるぐらい静かに活動することができています。
時間割の関係で少し遅くなる子どももいるのですが、玄関で騒がしくても教室に入るときは静かに入ることができています。
この状態について「どうして?」と聞かれるのですが、この状態を説明をするためにブロークンウインドウ理論をお話しなくてはなりません。
この理論、もともとはアメリカのスタンフォード大学の社会心理学者であるフィリップ・ジンバルドー教授が考え出した理論です。
この理論が有名になったのは、1990年代にニューヨークのジュリアーノ市長が、ニューヨークの治安を改善させるために用いたことで有名になりました。
割れた窓を放置すると、他の窓も割られやすくなるという理論から、「窓割れ理論」とも呼ばれており、ジンバルドー教授は、<人は匿名性が保証されている・責任が分散されているといった状態に置かれると自己規制意識が低下し、「没個性化」が生じ、その結果、情緒的、衝動的、非合理的行動が現れ、周囲の人の行動に感染しやすくなる>という結論に達しました。
要するに、ゴミをかたづけないで汚いままにしていたり、落書きを放置していると、人というものは罪悪感が薄くなり、自己規制意識が低下し、そのうちその場所はゴミだらけ、落書きだらけになり治安が悪くなるということです。その逆で、治安を良くするためには常に綺麗にしておくことで、自己規制意識が高まり、たとえゴミを捨てようという衝動が起こっても綺麗な場所にゴミを捨ててはいけないという判断が働き、治安が良くなるという理論です。
子どもの中には、静かな場所かどうかそんなことは気にしない。「今、話したいんだ」という子どももいます。そのような子どもたちの保護者の困りごととして、「周りの空気が読めない」という言葉をよく耳にします。
ただ子どもが成長していくにつれて、この「周りの空気を読めない」ということが家庭内だけの問題では無くなってきます。例えば電車の中という公共性が高い場所にあてはめてみるとよくわかります。静かな車内で周りのことを気にせず、大きな声で話をしていると他者から冷たい視線を向けられるでしょう。そこに気づき、直していかなくては、他者との社会のなかで生活していくことは難しくなるのです。
このことと同じで、「静かに出来ない子どもたちの中にいる」と「静かにしなければならない」という意識が芽生えてこないために、結局は静かに出来ないままになり、公共における静かにしなければならない場所の理解ができないため、社会性を育むことが難しくなるのです。
FORTUNAは子どもたちのゴールを「将来の社会的自立に繋げていく」においています。
そのためFORTUNAで学んでもらっている生活態度は、まさしくその理論にそって行っているのです。
すなわち、周りのみんなが静かに活動している場所で、自分一人がうるさくしたときに「ん?」と自分自身で感じてもらい、職員たちは子どもに気づきを促し、子どもたちにどうすれば良いのかを自分たちで考えてもらい、自己規制意識を育んでもらうことで将来の社会性に繋げているのです。
子どもがいるのに、子どもがいないように感じるぐらい静かに落ち着いた環境づくりに取り組んでいることが、FORTUNAの活動における良い点なのだと思います。
放課後等デイサービス FORTUNA
まだ5月半ばではありますが、もうすでに来年度に新1年生になられる方から見学希望の問い合わせが増えています。
FORTUNAとしては、大変ありがたいことなのですが、来年度の空き状況によって受け入れられるかどうかが決まりますので、申し訳ございませんがもう少しお待ちいただきたいと思います。
さて、4月に入り、子どもたちにとっては進級、進学と新しい生活が始まったとたん、GWがあるという、かなりアップダウンが激しいこの2ヶ月間だったと思います。
ただFORTUNAに来てくれている子どものほとんどが学校やFORTUNAへの行き渋りもなく、初めて来たときよりも落ち着いた生活をおくることができているので、少しほっとしています。
保護者の方々とも面談や送迎時のフィードバックを通していろいろとお話しする機会があるのですが、長く通って頂いている保護者の皆さんが言ってくださるのが「こどもたちの切り替えが早くなって感謝している」というありがたい言葉です。
実際、療育プログラム中に別室で面談をしていても、「本当に、今、子どもたちはいるのですよね」と聞かれるぐらい静かに活動することができています。
時間割の関係で少し遅くなる子どももいるのですが、玄関で騒がしくても教室に入るときは静かに入ることができています。
この状態について「どうして?」と聞かれるのですが、この状態を説明をするためにブロークンウインドウ理論をお話しなくてはなりません。
この理論、もともとはアメリカのスタンフォード大学の社会心理学者であるフィリップ・ジンバルドー教授が考え出した理論です。
この理論が有名になったのは、1990年代にニューヨークのジュリアーノ市長が、ニューヨークの治安を改善させるために用いたことで有名になりました。
割れた窓を放置すると、他の窓も割られやすくなるという理論から、「窓割れ理論」とも呼ばれており、ジンバルドー教授は、<人は匿名性が保証されている・責任が分散されているといった状態に置かれると自己規制意識が低下し、「没個性化」が生じ、その結果、情緒的、衝動的、非合理的行動が現れ、周囲の人の行動に感染しやすくなる>という結論に達しました。
要するに、ゴミをかたづけないで汚いままにしていたり、落書きを放置していると、人というものは罪悪感が薄くなり、自己規制意識が低下し、そのうちその場所はゴミだらけ、落書きだらけになり治安が悪くなるということです。その逆で、治安を良くするためには常に綺麗にしておくことで、自己規制意識が高まり、たとえゴミを捨てようという衝動が起こっても綺麗な場所にゴミを捨ててはいけないという判断が働き、治安が良くなるという理論です。
子どもの中には、静かな場所かどうかそんなことは気にしない。「今、話したいんだ」という子どももいます。そのような子どもたちの保護者の困りごととして、「周りの空気が読めない」という言葉をよく耳にします。
ただ子どもが成長していくにつれて、この「周りの空気を読めない」ということが家庭内だけの問題では無くなってきます。例えば電車の中という公共性が高い場所にあてはめてみるとよくわかります。静かな車内で周りのことを気にせず、大きな声で話をしていると他者から冷たい視線を向けられるでしょう。そこに気づき、直していかなくては、他者との社会のなかで生活していくことは難しくなるのです。
このことと同じで、「静かに出来ない子どもたちの中にいる」と「静かにしなければならない」という意識が芽生えてこないために、結局は静かに出来ないままになり、公共における静かにしなければならない場所の理解ができないため、社会性を育むことが難しくなるのです。
FORTUNAは子どもたちのゴールを「将来の社会的自立に繋げていく」においています。
そのためFORTUNAで学んでもらっている生活態度は、まさしくその理論にそって行っているのです。
すなわち、周りのみんなが静かに活動している場所で、自分一人がうるさくしたときに「ん?」と自分自身で感じてもらい、職員たちは子どもに気づきを促し、子どもたちにどうすれば良いのかを自分たちで考えてもらい、自己規制意識を育んでもらうことで将来の社会性に繋げているのです。
子どもがいるのに、子どもがいないように感じるぐらい静かに落ち着いた環境づくりに取り組んでいることが、FORTUNAの活動における良い点なのだと思います。
放課後等デイサービス FORTUNA