幼児期の体幹トレーニング
まず「幼児」とは1歳から小学校就学までと定義されており、ここでは1歳から7歳を幼児とします。
その幼児期に将来の土台となる1歳過ぎから7歳頃の基本動作獲得期に「たくさんの動きのパターン」を経験・獲得しておかないと、その後の応用の動作で、つまずく可能性があるとされています。
発達段階として、
①:3ヶ月頃で【両肘を床に付けて支える姿勢】 ⇨
②:5ヶ月頃で【両肘を伸ばして手のひらで床を支える姿勢】 ⇨
③:7〜8ヶ月頃で【両手を交互に動かす腹這い】 ⇨
④:8〜9ヶ月頃で【ハイハイ】が可能になってくるケースが多いとされます。
4つの発達段階は「体幹」がとても重要であり、体幹が鍛えられる絶好の機会なのです。
これらの動作自体は、体幹を無理やりに機能させるわけではなく、その環境において自然に体幹の安定性を習得しているものになります。
幼児期において、体幹を鍛える場合にはこの自然に習得されている動作の延長として捉えることが重要となります。
幼児期の体幹について
研修会・講演会
23/01/29 15:39