児童発達支援事業所
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Aliveキッズ vol.11

教室の毎日
今回ご紹介させていただくのは、小学6年生のF君です。F君は、5年生の4月から、本事業所、安城市にある児童発達支援・放課後等デイサービスAliveGYM(アライブジム)を利用されています。

「人がたくさんいると緊張してしまう。」「初めての場所は苦手。」「失敗したくない。」「体を動かすことは好き。」「楽しく多くのことにチャレンジしてほしい。」という保護者様の思いから、個別の運動療育をメインで行っている、本事業所の利用に至りました。

初回面談の体験では、指導員が「ケンケンできる?」と聞くと首を振るF君。しかし、実際には連続で行うことができるという姿がありました。初めての場所で初めて出会う指導員と運動…緊張の中、短い時間ではありましたが少しずつ体を動かしていきました。

利用開始当初、「運動後は、楽しかった。次も行く。」と言うけれど、いざ次週、利用の当日になると行き渋るということが続きました。F君にとっては慣れない場所、人、活動…なんとか緊張をほぐす方法はないかと、スタッフ一同、支援の方法を探りました。「いきなり運動を始めるのではなく、アイスブレイク(緊張した雰囲気をほぐすため、本題に入る前に短く行うゲームや雑談)から始めよう。」「ゲーム性のある運動なら楽しく体を動かすことができそう。」F君が通いたくなる雰囲気づくりに努めました。 

数か月後も気持ちを整えながら通い続けることができているF君。F君にとっては、体幹運動や手足を同時に動かす協応動作等は難しく、辛いと思う運動内容でした。ただ、そんな運動にもチャレンジすることができるようになりました。時には気持ちがくじけて、「もう無理。」とやりたくないという思いを指導員にぶつけることもありました。F君の気持ちを受け止めつつ、F君なら頑張れると信じ、個別で向き合いながら声をかけ、運動を使った療育を続けました。

そして、2年近くたった現在。F君は、今でもAliveGYM(アライブジム)に通い続け、毎週運動に励んでいます。事業所内で笑顔も多くみられ、担当指導員と楽しく会話する姿も見られます。発達のデコボコもあり当初は「プランク(体幹運動)なんかやりたくない。」と言っていたF君ですが、今では、目標継続タイムを自ら設定し、正しい姿勢で2セットやり続ける体力も付いてきました。ぶら下がることがやっとだった雲梯にもチャレンジし続け、端から端まで(2m)を3回連続渡り切ることもできるようになりました。失敗したくないから出来なさそうなことにはチャレンジしないF君はもういません。一度では成功することが難しい、やり続けることは辛いと感じる運動にも繰り返しチャレンジしたり、「無理~。」と叫びながらやり切ったりしています。やり切った後や成功できたときのF君の満面の笑顔は最高に輝いています。

4月からは中学生になるF君。「ソフトテニス部に入る。」と、張り切っています。環境が大きく変わり、また、緊張の波に襲われることもあるかもしれません。きっとその波も乗り越えていけるでしょう。そんなF君を微力ではありますが、今後も支援していければと思います。F君のこれからの成長が楽しみです。
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