こんにちは😊
ここ最近は特に、お問合せや見学・体験、利用希望の話を続けていただけています🌈ご興味・ご関心を持って下さり、ありがとうございます✨
また、ご紹介してくださった関係機関の皆様にもお礼申し上げます⭐
今回は、行動の理解「問題行動への対処」についてお伝えします🙌
主な問題行動は、①要求の実現 ②回避行動 ③注目行動 ④感覚刺激(自傷行為など)とされています。
具体例としては、お菓子をかってもらえないと癇癪を起す(要求)勉強や運動が嫌で脱走してしまう(回避)かまってもらいたくていたずらや大声を出す(注目)などがあります。
このような場合、どのような行動をとると、この問題行動が維持または増えてしまうのでしょうか👀
⭐お菓子を買ってもらえなくて癇癪を起したら、お菓子を買ってもらえた→買ってくれないときに毎回癇癪を起すようになります。
⭐脱走したら、自由遊びに変わった→学習や運動場面になったら脱走するようになります。
⭐いたずらをして周囲の気を引いたら、周りが反応してくれた→いたずらをすることで気を引くようになります。
また、ボールを人にぶつけたら、相手が反応して(笑って)くれたので、続けて投げてしまう子もいますが、これも支援者としては避けた方が良いケースです。
ドッジボールなどルールのもとに成り立っているものは問題ありませんが、ぶつけても笑ってくれるというイメージがつくとなかなか抜け出せない子もいます⚽
特に、発達に凸凹があるお子様だと、その見極めや他者の気持ちのイメージが難しい傾向にありますので、わかりやすく言葉や反応で伝える必要があります😊
問題行動への主な対処法は「消去」と「DRO」があります🎉
消去…得になることを与えない(または反応しない)
⭐癇癪起こしたのでお菓子→お菓子を買うべきではありません(癇癪を起したらお菓子がもらえると感じてしまいます)
⭐脱走したので自由遊びにした→自由遊びに変更するのではなく、少しの時間でも頑張る取り組みを行ってみましょう(脱走すれば自由になれると感じてしまいます)
⭐いたずらしたら反応があった→無反応や毅然とした態度でいましょう
もしかすると消去は少し冷たく感じてしまうかもしれません。ですが、毅然とした態度ではっきり伝えることで、理解できるようになります🥰
そして「DRO]もセットで入れていきます🌈
DRO…適切な行動を伝える、または適切な行動を「強化」する
⭐癇癪を起さず過ごせたらたくさん誉めて、癇癪を起さなかったときにお菓子を買う。
⭐勉強や運動をやれているときにたくさん誉めてあげる。
⭐いたずら行動をせずに人と関われた時にたくさん誉める。
良い行動を見逃さず、小さいことでもしっかり拾って汲み取ってあげると、問題行動は減る傾向にあります🎵
ただし、行動を消去しようとすると、自分の気持ちを押し通したくて一時的に行動がエスカレートすることもあります(消去バーストとも言います)
この消去バーストを乗り越える忍耐力も必要となってきます👩👧
お子様で気になる行動がある場合には、「消去」「DRO]を意識して、関わってみると良いかもしれません🥰
行動の理解② 問題とされる行動への対処
教室の毎日
22/10/12 15:08